ミホミュージアムでの「根来」展です。3期に渡って展示替えがありますが店主はこの時期でないと出かけられません。前回、予定していた日は台風被害で美術館自体が臨時休館になり出かけられませんでした。今も道路の復旧が進んでなく迂回して美術館に入りその道路事情で閉館時間も一時間繰り上げて午後四時になっていました。
ミホミュージアムからの帰りに事故の渋滞があり京都の蔵丘洞さんところへ着いたのはすっかり暗くなっていました。蔵丘洞さんところでは「空想美術大賞展」が始まっていて、35歳までの若い作家さんの作品が90点余り展示されています。受賞作品は一年間、対象企業の広報利用となるようです。26日まで。
「オーガフミヒロ展」の終盤ころから金木犀の香が漂いはじめ、ご近所さんの金木犀には明るい黄金色の小さな花がびっしり付いています。今年は暑い1暑い!と言っている間に西条祭がやってきました。
朝、若者たちが我が家の桜の枝を切りに見えました。南側の道がだんじりの運行する順路になっていて低い枝はだんじりに当たるのです。落ちた葉っぱも掃いて帰りました。
祭前の晴れた日曜日です。祭好き、だんじり好きにはじっと出来ない時間です。ギャラリーへ出てくる途中に出会っただんじりです。店主の育った常心上組のだんじりが米寿を迎え西条神社前でお祝いの神事がありました。
駅前本通りに出ると何かを運んでいます。今日、だんじりを組む部落の幔幕でした。見せて!と声をかけるとさっと表に向けてくれました。
ニューヨーク在住の同級生Sさんが突然見えました。ニューヨークへ来たら寄ってね!と軽やかに言って風のように立ち去りました。午後には「突然の男 某敷島氏」も突然見えました!西条祭ですね。
明日14日、15日と休業します。16日は定休の水曜日です。台風26号が北上していますが秋祭りが滞りなく無事に終えますように!
彩西の10月号が届いています。西条自然学校の山本貴仁氏が創刊時から連載されていますが、毎月はちょっとシンドイということで店主の拙文と隔月で載せることになったのです。
また、山本氏はこの一年間、愛媛新聞の木曜日「四季録」にも連載されました。ぎゃらかわbox子が一年間スクラップしています。昨年10月4日には「夜の学校」のタイトルで始まっています。『自然に関心を持った大人が継続して学べる場所として「夜の学校」の活動を始めた。…子どもたちも聞きに来てくれるようになった。…そのうち彼らが講師を務める日が来るかもしれない。…』そして、今年9月26日の最終稿のタイトル「これから」では『やってみたい企画はたくさんある。』と頼もしい内容です。
8月5日のG-boxに載せた「ツマグロヒョウモン」の幼虫の食草はスミレです。8月上旬に幼虫が大発生してスミレは哀れに茎だけになっていました。来春、スミレは花を付けないだろうとガッカリしていたのですが今はこのように緑の葉がわさわさしています。幼虫にマルボウズにされたスミレは何事もなかったように種も付けています。バッタも止まっていますね。幼虫を蛹にするまでスミレは葉っぱのミルクを提供したのでした。こんな観察が出来たのも山本貴仁氏のお陰です。「彩西」に山本さんとご一緒に一文を載せておられる風屋彦左衛門ことウィンズさんともども爽やかな「西条の宝!」と思っています。
道後温泉本館は平成26年4月10日、改築120年目を迎えます。この機に記念行事を行うべく国際芸術祭「道後オンセナート」の開催が決まりました。
松山市道後の子規記念博物館の4階講堂でのキックオフ・シンポジウム「うぶ湯SYMPOSIUM」です。撮影が出来なかったので壇上の雰囲気など。松山市長さんの挨拶や事業紹介のあと参加アーティストが登壇されて映像も交えて紹介されました。その後、実行委員会委員長の甲斐朋香氏、スパイラルのチーフプランナー松田朋春氏、道後アートプロジェクトの松波雄大氏、の三氏の座談会もありました。
3000年ともいわれる日本最古の道後温泉が最先端へと発展するべくプロジェクトです。アーティストと地元と観光客がうまく混ざり合い事業が成功した!と言われるのは集客数が一番分かり易いことなのですが、地元の人たちの気運でもありますね。ボランティアの「のぼせ隊」の募集も始め、イメージキャラクターの「ゆだまん」の制作はもう始まっています。
レセプション会場のホテルはなゆずきまで歩いて移動します。道後周辺は久し振りです。途中、道後湯之町の初代町長として道後温泉本館を建築した伊佐庭如矢(いさにわゆきや)氏の像がありました。
会場壁面には出来上がったばかりの松山市の動画が映されていて、NPO法人カコアの徳永氏をはじめそれぞれ関係者の方のスピーチがありました。3枚目、松山市出身のクリエーター月岡彩氏、映像から観るとまるで忍者ですねと言うと海外ではやはり忍者といわれますとのこと。
一部アートプログラムの開始は12月24日から始まります。その日はとても楽しいことになりそうですよ!そしてグランドオープン2014年4月10日からフィナーレは2014年12月31日までです。
台風24号の進路如何でどうしようか心配しました。高見島行きのフェリーは終日欠航になったので粟島だけでもと出かけました。
日本で最初の海員学校の跡地です。その建物を利用してさまざまな展示があります。
コッペサンド舎のコッペサンド、店主たちの数人あとで売り切れました。
粟島海洋記念館となった海員学校の一室に設置された「海の図書館」エリック・トーンクヴィスト&マーリン・ベルフラージュの作品。様々な国の言葉の本が集まるようです。海の底にあるような静謐な図書館です。
粟島海洋記念館を出るとすぐ前の海に「一昨日丸」が係留されていて記念チケットを渡されて乗り込むことができます。日比野克彦氏の作品です。「一昨日」店主は何をしていたのかなぁ~
休校中の粟島中学校で設置されていました。
映像と島民1人1人の写真が展示されていました。
田村友一郎氏の鬼瓦。
粟島の植物をガラス板に挟んで窯で焼成すると白い灰になって形は残っています。佐々木類氏の作品。自宅のドアにあってもいいなぁ~
旧粟島郵便局を「漂流郵便局」にしています。
局長は作家の久保田沙耶氏です。
歩いていると楽しいものが目に入ります。島の路地は細く何処に出るかどきどきしながら歩きます。
島内で見かけるネコたちは漁に使う「浮き」で出来ています。島の人たちが、遣わなくなったブイを利用して島の名物になっているそうです。
台風一過の爽やかさではなく真夏の暑さになりました。浦島伝説のある粟島ですが詫間町の須田港に着くと西に紫雲出山が見えます。浦島太郎が竜宮から帰ってきて玉手箱を開けると煙が出てきて浦島太郎は白髪のお爺さんになりました。その由来のある山です。店主たちも竜宮から帰ってきた心地です。
最後の画像の道に落ちているのは店主のパスポートです。後から追っかけて届けてくれた方がいました。やっぱり夢心地だったのだ!
今日は思いのほか暑くなり冷房を入れました。ギャラリーかわにしの2階に展示している「海から生まれた者たちへ」は何時もとは違った空間を体感していただけたことでしょう。今も2階でゆっくりされている方が居られます。
コの字形になった空間に、四畳半の畳表を置きガラスの水指を遣って絽のお着物のお客様に座っていただいて、お薄を一服さしあげたい!とか、昼寝をしたい!とか、可愛い女の子は習ったばかりのダンスを踊りたい!とか、ワインをゆっくり飲みたい!とか…etc
西条市総合文化会館での「河野昭二 遺作展」も今日で終わりです。店主は風雅スタッフと共に撤収です。
今回、松山から沢山ご来廊くださいました。「オーガフミヒロ展」最終日の今日も松山からの方が多かったです。
庭のを剪って大家さんがくださったバラもすっかり開いています。
「オーガフミヒロ展」さまざまなご感想をいただき有難うございました!皆様とご一緒に美味しいお酒を飲ませていただきました!
外はすっかり暗くなりました。「オーガフミヒロ展」終わります。