タカサゴユリハグロトンボ蔓

    流す汗今若からず終戦日    手島 靖一

    むらさきになりゆく墓に詣るのみ    中村 草田男


踊子草

昨日はパラリのパくらいの雨でがっかりしましたが今日は夕立がありました。これですこし暑さが和らぐでしょう。ところで久しく盆踊りを見たことがありません。今夜は近くの公民館で盆踊りや金魚すくいなどがあるようで孫の手を引いて行ってみようと思います。                                                            画像は初夏に咲く「踊子草」 手軽な野草図鑑を見ると花の色は桃、赤、橙となっていますが歳時記では淡紅紫色もしくは白色の花とあります。白色の花を初めて見たので撮っていました。人が笠をかぶって踊る姿に似ているので「踊子草」の名があります。「踊子草」は夏、「踊」「盆踊」は秋の季語になっていますね。

       踊の輪ちぢんだ処にて手うつ   田川飛旅子


暑そうな青空晩夏光排水溝からたくましく

むこう1週間先まで晴れマークです。せめて夕立でもきて欲しい!甲子園では熱戦を繰広げていますがテレビで観戦していてもくらっとしそうです。昨日、久し振りに見えられたM氏も寝苦しい夜で堪らないとこぼしていました。昨夕たっぷり水撒きをしたところ確実に涼しい夜になりましたよ。                                              お盆は一応、14日15日と休みます。16日はゆっくり開ける予定です。


雑然としている…入り口も空箱が…額を拭いて仕舞います

お盆時分、何とはなくと気忙しいです。19日から「ヴィエトリ陶器展」も始まるのでギャラリー内の片付けです。知らない間にモノでいっぱいになっていました。


シャガの葉にミョウガの葉にトウカエデの葉に

濡れ縁にも羽化できなかった蝉もいた元気に啼いています

朝起きて外に出ると新しい蝉の脱殻を目にします。様々な場所で見かけますが少しでも早く羽化しようという気持ちが残っていて愛しい気持ちになります。朝の連続テレビ小説「ひまわり」を見るのにボリュウムを上げないと凄い蝉時雨で聴こえません。                                                                    定休日明けの木曜日、荷造りと電話の応対、ヴィエトリ陶器のDM出しなどしていますが、外は自転車に乗っていても眩暈がするような暑さだと元気なM子さんのはなしです。


瀬戸大橋もっついラーメンひまわりかざぐるま

先週、牛窓の安倍安人さんのアトリエへ行ったときのことです。2時ころの約束だったのでゆっくり出ました。途中、時分になったので何か麺類でもと鴻池SAに寄りました。よく通る高速路ですが上りの鴻池SAには立ち寄ったことはありません。店主の好きな飯蛸を天盛りにした「もっついラーメン」というのを注文しました。ちなみに「もっつい」というのは「下津井」のことだそうです。葱もたっぷりありレモンを絞っていただきました。ご当地ラーメンでした!           そして今日は朝からごぞごぞ動いては大汗をかき3度も洗濯機をまわし、30分ほど昼寝もしました。暑い!です。


福島の桃こんなパンフも入っていました

福島県産の桃が届きました。実が固めの甘い桃です。今年は原発事故による放射性物質の汚染騒ぎでどうなることかと心配していました。放棄することなく着払いで送ってくれるのなら米や野菜も牛肉も茸もなんだって店主たちはありがたく頂戴しますよ。

長崎市の平和祈念式典

66回目の長崎原爆忌です。ネットからの画像で、今年は44ヶ国の代表が参加されたとのことです。


気持ちのいい空初秋の雲ヒメツルソバの草紅葉

今朝はくっきりすかっとした四国山脈が望め初秋の石鎚山です。今日も猛暑の予報ですが風鈴がよく鳴っています。秋は空を渡る風とともに来るようです。

      起出れば秋立つ山の八方に   松本たかし


口縁に赤バラを挿しました

愛媛民藝館での村上恭一展でお願いしていたグラスが届きました。李朝家具の上に並べて置いてみます。手取りがよく軽やかでいいですよ。遅れて咲いたバラを村上恭一さんの掛け花に挿しました。

食事中ですi                                                 カブトムシをいただきました。ペアということでしたが早速買って来た容器に移しかえると角のある雄だけです。雌は何処かで逃げてしまったようです。ギャラリーの夜は一匹でお留守番をしています。


仏桑花 

何度言い尽くしても言い尽くせない3月11日の大震災による原発事故、その後の原爆忌です。未曾有の惨害をふたたび地球上にもたらさないための記念日であったはずです。

        原爆の日の病む手足洗ひをり   石川 桂郎   

        口笛は幼くかなし仏桑花      塚原 麦生