この本です!阿波の西條村の項

2000年5月に発行された「池畔の柳影」のなかに「阿波の西條村」の項があります。「池畔の柳影」は江戸時代末期の伊予西條藩のある武士の雑多な見聞談である「西條箚記稿」(さいじょうさっきこう)の古文書を現代文に書き換えたものです。この本の出版に少なからず係わっていたので現在の「阿波の西條村」に出かけて行ったことがあります。徳島県阿波市吉野町西条です。地名を記す板に「ここは吉野町西条」を見つけてにっこりして帰ってきました。今日のこと、電話を取るとその阿波市吉野町西条の方からでした。その方T氏のお話によると、この「西条」という地名の由来が分からず、ずっと調べていると「池畔の柳影」にたどり着いたそうです。百姓たちが逃散(農民が領主に反抗する手段として土地を捨てて領主のもとから逃げ去ること)してきた伊予西條藩では言い伝え、逃散された阿波国では記録に留めなかったのかもしれませんね。それにしてもT氏はよく調べられましたねぇ~ 今に残る地名は易々と替えてはなりません。地名が歴史です。


川内IC近く桜三里桜三里の茶畑

定休日の今日、愛媛県美で開展式があるので野暮用や風雅さんところへもと松山へ出かけました。西条を出た頃から雲行きがあやしく風雅さんところでは吹雪くようになり心配していましたが、まだ美術館にいた午後4時ころには川内ICと小松ICの間が雪のため通行止めになりました。そのため11号線が混んでいて川内あたりはノロノロ運転で通常の倍かかって帰ってきました。でも明るい内だったからよかったぁ。

入り口ポスター

マスコミも大勢テープカット会場へ移動

「北京・故宮博物院展」の開展式です。何時もは店主だけが出席していますが定休日でもあるのでウチノカミサンも一緒でした。中国・紫禁城の秘宝展です。前売り券¥900でギャラリーかわにしにもあります。3月18日まで開催。


白木事務局長の挨拶雨も上がってテープカット前メンバーの挨拶記念植樹大通寺でのお蕎麦

「NPO法人うちぬき21プロジェクト」ではウォークラリーや石彫公開制作及び作品設置等を会員メンバーのボランティアで進めてきました。その活動が国土交通大臣の平成23年度「手づくり郷土賞」の表彰になりました。四国で一団体のみの授与となります。その認定授与式が西条図書館の北側緑地で執り行われました。昨日来の雨もちょうど上がり、白木事務局長の挨拶に始まり三宅良子氏の青石石彫「水のぬくもり」の除幕式、記念の冬桜の植樹、参加者全員の記念写真のあと近くの大通寺であたたかいお蕎麦が振舞われました。

三宅 良子作 「水のぬくもり」うちぬきくんバッジ

ウォークラリーの折にでも見てくださいね。ウォークラリー参加者に渡されるバッジ。


矢原 繁長 作品

昨年、台風12号が北上しているさなか西条図書館での「ふるさと出前塾」で講座をもたれた矢原 繁長さんがひょっこり見えられました。今、ギャラリーかわにしの入り口に掛けているのが彼の作品です。西条図書館の講座が縁で1月23日には西条市立南中学校の美術部の指導に見えられました。南中学校のHPで閲覧できますよ。また、矢原さんは3月24日から神戸市の島田ギャラリーさんで作品展の予定です。

車の中の作品懇談マンションが見える

今日は気温がすこし上がる予報でしたが一日中どんよりしていて寒いです。駐車場で矢原さんの作品を見せていただきました。ちなみにこの駐車場、屋根が風に飛ばされたままでマンションが覗いています。


進行役兼アドバイザーの武田氏各テーブルに分かれてプロジェクターによる説明旧体育館の備品を生かす工夫西条市の関係者活発な意見

2月1日の「ワークショップ」の様子です。2回、3回の会には参加している人たちも、もうひとつかみ合わない意見が出ていましたが4回目になる先日の会は充実した意見交換が出来ました。次回は具体的なイメージが出来上がっていることでしょう。


未来は大変!

春が立ったというのに近頃の深刻な話題、今日の毎日新聞時事漫画には笑ってしまいました。笑っている場合ではないのですが「日本未来ばなし・ぼうやーよい子だ覚悟しなー」クリックして読んでください。

私は誰でしょう?

今日はすこし凌ぎやすいですがやっぱり寒いです。こんな寒さのない常夏のハワイから画像が届きました。が、この御仁、何やら板を背負っています。自転車に荷籠が無いので店の人が背中に背負うように荷造ってくれたそうです。

寒あやめ・椿・紫陽花

メンテナンスの為に暫く休館していた「猪熊弦一郎現代美術館」が立春の今日から再オープンしました。「猪熊弦一郎展 手の中の小さな言葉 紙に描いた作品から」が始まっています。


笹ヶ峰の前山

今朝は冷え込みギャラリー前の蹲の水が凍っていました。午後には晴れてギャラリーから見える笹ヶ峰の前山も白く輝き石鎚山も顔を覗かせています。

うなぎパイ青い小梅恵方巻

学生時代にお世話になった下宿先のご子息が明日石鎚山へ登る予定だそうで突然画廊へ見えられました。彼は浜松在住でリタイア後、気ままに車で全国を走り回っているのです。「うなぎパイ」を頂きました。でも「うなぎパイ」がどうして「浜名湖名産・夜のお菓子」となっているのか店主には分かりません。その後、来廊されたこれも突然の男S氏によると以前から「うなぎパイ」は「夜のお菓子」となっているとのこと。突然の男S氏からは「武田信玄の薬膳小梅」を頂きました。紫蘇ではなく26種類の薬膳になる植物に漬けた小梅です。そして節分の「恵方巻」も届きました。

どこの提灯かな?露天商?

こっちも突然の男「わんこそばもどき」のMさんからの画像、夜の明かりは、なんだか浮きぃ~とします。


ギャラリー裏庭

ギャラリーへ出て来る時は粉雪が舞っていました。積もるのかなあ~と心配していましたがすぐに止み前山も見えてきました。でも、とても寒い!です。

篠原土世さん2枚お土産グラス

この寒さの中、篠原土世さん日浅和美さんたちがフランスへ向けて西条を出発しました。日本にいると仕事ができないのでストレスになるようです。お元気で!


2つの蕾Mさんからのロウバイ

日本全国がすっぽり雪雲の中に入っているようです。それでも庭の隅にある春咲きクリスマスローズには、しっかり蕾が付いています。定休日でもあるので「第4回西条市民公園再整備を考えるワークショップ」に今から参加してきます。夜には雪になるかもしれませんね。


始まりました

朝、石鎚山は見えていませんでしたが風の無い青空が拡がりました。雪雲が山際まで低くあると気持ちもどんよりしてしまいます。銀行からアーケード街を通って帰廊しました。そのアーケード街の北側にある紺屋町は一部通行止めにして既に取り壊しを始めていました。慣れ親しんだ街並みが無くなるのはちょっと寂しいです。外部の私たち以上に紺屋町の方たちの思いは大変であったと思われます。兎に角、前に向いて進み始めました。次代の商店街を目指しましょう!待っています!

ほんのり見える

      わが生きる心音トトと夜半の冬    富安 風生