2000年5月に発行された「池畔の柳影」のなかに「阿波の西條村」の項があります。「池畔の柳影」は江戸時代末期の伊予西條藩のある武士の雑多な見聞談である「西條箚記稿」(さいじょうさっきこう)の古文書を現代文に書き換えたものです。この本の出版に少なからず係わっていたので現在の「阿波の西條村」に出かけて行ったことがあります。徳島県阿波市吉野町西条です。地名を記す板に「ここは吉野町西条」を見つけてにっこりして帰ってきました。今日のこと、電話を取るとその阿波市吉野町西条の方からでした。その方T氏のお話によると、この「西条」という地名の由来が分からず、ずっと調べていると「池畔の柳影」にたどり着いたそうです。百姓たちが逃散(農民が領主に反抗する手段として土地を捨てて領主のもとから逃げ去ること)してきた伊予西條藩では言い伝え、逃散された阿波国では記録に留めなかったのかもしれませんね。それにしてもT氏はよく調べられましたねぇ~ 今に残る地名は易々と替えてはなりません。地名が歴史です。
2012-02-08
2012-02-07
2012-02-06
2012-02-05
2012-02-04
2012-02-03
今朝は冷え込みギャラリー前の蹲の水が凍っていました。午後には晴れてギャラリーから見える笹ヶ峰の前山も白く輝き石鎚山も顔を覗かせています。
学生時代にお世話になった下宿先のご子息が明日石鎚山へ登る予定だそうで突然画廊へ見えられました。彼は浜松在住でリタイア後、気ままに車で全国を走り回っているのです。「うなぎパイ」を頂きました。でも「うなぎパイ」がどうして「浜名湖名産・夜のお菓子」となっているのか店主には分かりません。その後、来廊されたこれも突然の男S氏によると以前から「うなぎパイ」は「夜のお菓子」となっているとのこと。突然の男S氏からは「武田信玄の薬膳小梅」を頂きました。紫蘇ではなく26種類の薬膳になる植物に漬けた小梅です。そして節分の「恵方巻」も届きました。
こっちも突然の男「わんこそばもどき」のMさんからの画像、夜の明かりは、なんだか浮きぃ~とします。
2012-02-02
2012-02-01
2012-01-31