阿波の西條村

この本です!阿波の西條村の項

2000年5月に発行された「池畔の柳影」のなかに「阿波の西條村」の項があります。「池畔の柳影」は江戸時代末期の伊予西條藩のある武士の雑多な見聞談である「西條箚記稿」(さいじょうさっきこう)の古文書を現代文に書き換えたものです。この本の出版に少なからず係わっていたので現在の「阿波の西條村」に出かけて行ったことがあります。徳島県阿波市吉野町西条です。地名を記す板に「ここは吉野町西条」を見つけてにっこりして帰ってきました。今日のこと、電話を取るとその阿波市吉野町西条の方からでした。その方T氏のお話によると、この「西条」という地名の由来が分からず、ずっと調べていると「池畔の柳影」にたどり着いたそうです。百姓たちが逃散(農民が領主に反抗する手段として土地を捨てて領主のもとから逃げ去ること)してきた伊予西條藩では言い伝え、逃散された阿波国では記録に留めなかったのかもしれませんね。それにしてもT氏はよく調べられましたねぇ~ 今に残る地名は易々と替えてはなりません。地名が歴史です。