雨の中を「村口実 絵画展」ミウラート・ヴィレッジへ

村口実展傘を差して緑が鮮やか
月に一度の野暮用の日に当てています。遅くには台風の影響も出てくるようなので早々に家を出ました。ミウラート・ヴィレッジでの「村口実展」も観てきました。
館内で戴いたパンフレット
村口実氏は2000年に亡くなられていますが店主は村口実氏の絵を観ていません。何時だったかセンスのいいOさんから村口氏の小品の絵の額装を頼まれたとき初めて手元で観たことがあります。愛媛県に縁のある作家の顕彰をされているミウラート・ヴィレッジさんのお陰で村口実氏の作品を観ることができました。実は村口氏の生前一度だけお目に掛かって話をしたことがあります。開廊して数年、萬翠荘の二部屋を借りて「安藤義茂展」を開催したときのこと、大きな声で店主を褒めてくださいました。「君は偉い!こういう作家の展覧会をするのが本当の画廊主だよ!」 帰られたあと芳名帳には「村口実」とありました。村口氏の自由な生き方の話題は時々届いていましたがお会いすることなく新聞の訃報欄で亡くなられたのを知りました。褒められると嬉しいものです。褒めて育てられたのかもしれません。
優雅に飛んでいる
美術館に入るまえに優雅に飛んでいる蝶がいました。