瀬戸芸の高見島へ Ⅱ

ここから上がります石垣の小路まるで城壁ここが入り口門から隅瓦の馬
野村 正人氏の「海のテラス」を目指します。長く細い坂道を上って行くと視界が開け「海のテラス」のある石垣になります。
爽やかなテント目の前は海!爽快!華月流・楠原裕鳳氏
秋の日射しと風の中でイタリアンの食事ができます。この日は臨時便のフェリーが出たほど来島者が多く、どこも賑やかでした。「海のテラス」では橋本 秀幸氏のピアノがBGMで流れていました。橋本 秀幸氏は空間を活かした即興演奏をされています。
鏡です左側が鏡ウミノナカノ店主
「海のテラス」のすぐ横に併設されている「ウミノナカニイル」スペースです。海に向かって八の字に鏡を2枚固定しています。面白い空間になりました。
小西 道博氏藤野 裕美子氏ガラスで河野 有希氏楠本 衣里佳氏
京都精華大学の教員や学生、卒業生が「高見島プロジェクト」として作品を展開しています。「海のテラス」は立派な石垣の上にある「中塚邸」の庭に設置されています。その「中塚邸」での「高見島へのオマージュ」としたインスタレーションです。
青い実が成っている色づきはじめた蔦海の向うに飯山
高見島は島民40人になってしまった島です。多島美の瀬戸内海にあって過疎化した島は沢山あります。立派な造りの家屋でも無住になれば瞬く間に蔦や竹、葛に覆われていきます。そんな光景もみました。
屋根の向うに讃岐富士こと飯山が見えていました。

「瀬戸内国際芸術祭2013」は11月4日で終了します。