島田荘司 著 「写楽 閉じた国の幻」 

700ページに近い大作

正確には今朝、サッカーアジアカップ、オーストラリアとの決勝戦は前半戦で諦めて寝てしまい、競り合って延長戦で優勝したニュースを起きてからゆっくり見ました。選手はみんなすごいなぁー!

広告会社のSさんが面白かったですよ、是非読んでみてくださいと貸してくれました。いわゆる「写楽探し」です。本邦では松本清張や池田満寿夫も考察されていますね。島田荘司氏も構想20年におよぶ大作になりました。寛政六年(1794)の五月江戸三座による夏の上演に取材された大首絵が終盤を盛り上げています。寛政六年五月に関わった人物と、その人物を探り当てた現在の人物とのその後を「閉じた国の幻Ⅱ」へとの構想もあるようです。