半田敬史郎展

半田正子さん解説中新聞取材中アントネッラと記念写真
きのうの夕刻に見えられたアントネッラさんです。「いよせき21」の今年度の招待作家である石彫作家アントネッラさんはイタリアから来られました。半田敬史郎さんと共にウルビーノに滞在されていた正子さんはアントネッラさんと会話ができます。何度かお会いしていたお二人なので26日には日本を離れるアントネッラさんとの記念写真です。
夏の午後 1984年制作 油彩
1951年山形市本沢の農家に半田敬史郎は生まれました。1970年山形工業高校卒業後、北辰電機㈱(東京都大田区)に就職します。職場のサークルで絵を描き始めたのでした。1973年には国学院大学文学部二部に入学、詩の同人誌「詩とにんげんの村」に参加し作品を発表しています。国学院大学文学部を卒業した年に「詩とにんげんの村」を退会、日本美術会付属研究所「民美」第6期に入所しています。1983年32歳、約10年に渡り労働争議をたたかってきた北辰電機労組の前面勝利を得てこの期に北辰電機を退職しています。翌1984年33歳、社会厚生施設「元木寮」(東京都)の指導員として就職しました。そのころ平和美術展に出品したのが「夏の午後」です。昨日の「ザリガニをつる子」もこの年に描いています。
「半田敬史郎展」動画、ユーチュブに出しました。撮りかたのへたくそな店主ですが雰囲気だけでも観てください。ズームの音が出ていてふきだして笑ってしまったという視聴者の方もいたようです。