労研饅頭

ココアや赤糖の淡い色がほんわかします

午後になって松山のK氏が松山名物「労研饅頭」を持って来廊されました。「ろうけんまんじゅう」ではなく「ろうけんまんとう」と言います。松山からのお土産に時おり頂いていました。                                         22日に「文化の力」と言う演題で西条文化会館で講演された大原美術館理事長の大原謙一郎氏が「労研饅頭」のことに触れられたのです。謙一郎氏の尊祖父である大原孫三郎氏が創建された「倉敷労働科学研究所」で造りだされた「饅頭」が始まりで社員を大切にしている会社は今も存続し元気であるというなかでのことでした。「倉敷労働科学研究所」の「饅頭」は、その酵母菌を大切に使われて唯一松山で「労研饅頭」として存続しているのです。