ある「井上有一展」

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小学生たちが刈った稲は稲架にかけられて秋の陽射しの中です。落ちたばかりの桜紅葉は様々な色を見せてくれます。
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神奈川県藤沢市在住の五島研吾氏は、書家の井上有一は後年、その書と人格をもっと研究されるに違いないと思い井上有一に関する様々な資料を収集されています。その収集品がある程度のボリュームになったとき「井上有一展」を開催されます。井上有一を研究される人たちのために展示後、一部を除いて寒川町立図書館に寄贈されているのです。今回は3回目になる「井上有一展」とのことです。井上有一は寒川町で先生をされていました。1985年に亡くなられた井上有一ですが今もいろんな分野の方たちから評価が高く根強いフアンが多いです。愛媛県美術館でも「井上有一展」が開催されましたね。
 五島研吾氏がギャラリーかわにしでの「オーガフミヒロ展」の折に来廊されました。初対面ですが人を窺うような様子は一切なく少年のようなきれいな目をされていました。御歳77歳でギャラリーかわにしの自転車に乗って西条市内のミニ探索もされました。そのミニ探索の折に出会った人たちはみんな親切だったと喜んでくださいました。いえいえ五島研吾さんが素敵な方だったからですよ。作家さんを通じて思いがけない御仁にお目に掛かることがあるのです。