正倉院展の列興福寺の列京都の炒り番茶

朝、ギャラリーに来てメールを開けると他人様の仕事を知りたがり屋のKさんから午前8時47分に正倉院展に来ていますと長い行列の画像を添付していました。次に届いたのは興福寺「お堂で観る阿修羅」の待ち人の列の画像です。ご苦労さま!と返事を出しました。

昨日のように天気は良くないけど店主たちは行列など関係なく店内でお茶をしています。京都のI嬢から頂いた一保堂さんのいり番茶と京都特派員の出張先の神奈川から送ってくれたあじサブレ。


秋の実り

庭にある柿だけどとKさんが、八幡浜の実家からのくず蜜柑だけど甘いからとI子さんが、登記所へ出向いたけど不備があり出直さないといけないとNさんが、娘さんのお使いでHさんが、美術雑誌をちょっと見るためにMさんが、それぞれ来廊されました。なんだか縁側に居て人が入れ替わり立ち代りされたような穏やかな秋の一日です。


ご案内

安人さんも店主も逡巡し、今年の安倍安人展はこのタイトルのように安倍安人の彩色備前の鑑賞をしていただこうと思い至りました。まだ具体的に詳細は決めていないのですが安人さんのセレクトで鑑賞しようというものです。お楽しみに!

祭りが終ると夜の気温がぐっと下がります。知らぬ間に山茶花も咲いています。


日浅さんと土世さんのオブジェ展示風景

17日、フランスの篠原土世さんから届いたものです。
SALON展の様子のなかから3枚、日浅さんのはたて5m横7mになり設置はなかなか大変だったようですよ。
土世さんは森の木で創った「Prisonner」のオブジェ。

今日もすかっと秋晴れの空が拡がって海や山を見に行きたい気分です。祭り休みを利用してR子さん、Hさんはそれぞれ名古屋の徳川美術館へ、N子さんは金沢の21世紀美術館へ出かけられたようです。遠くへ出かけたらその地の美術館、博物館、画廊などへ足を延ばしましょう!

10月17日は篠原梵の34回目の命日にあたります。この季節何処へ行っても香りが漂ってくる金木犀ですね。

      木犀の金の十字が地に満てる
      木犀の香をたしかめんと息をする
      星と星の間深しや木犀匂う      篠原 梵


赤いドアテラスからもミラーの中の狸

やっとこの日の香川ツアーメインイヴェント川島ハウスへ到着!真っ赤な入り口ドアです。海に向いているテラスに鏡が2枚取り付けられていて鏡からテラスにある椅子や寝転んだ狸の置物などが見えますね。


石彫よく反射しますたのしい!

開け放したテラスからもう一段下がったテラスに川島作品を設置していて海も望めます


ミラーに映る2階からへそ天キティ

ミラーから見た立体を設置しているテラスと町並み。
くつろいでいる様子を2Fから見るとこうなります。
ちょっと前から川島ハウスの住人(猫)になったキティのこのくつろぎ様。

盛り沢山の香川ツアーでした!今日もたのしかったぁー\(^o^)/


看板があります川島猛先生と和泉さん傍らには出来上がりの模型

引田から牟礼に移動して川島猛先生の公開制作現場になっている和泉屋石材店さんの工場へおじゃましました。一応、予約制になっています。
工場長の和泉さんと歓談中の川島先生、3枚目が川島先生の模型作品です。


大きい!川島猛先生も研磨作業中

実物大は大きいです!石彫作品は腕のいい石工さんの協力がなければ出来上がりませんね。作家さんと石工さんの意思疎通が大事です。
分割した作品の一部はもう最後の仕上げになる研磨の作業にはいっていました。


美術館のパンフ美術館の受付みんなでパチリ

和泉石材店さんからすぐ近くにあります。3時の予約で所要時間は1時間ほどです。この地が未来の芸術家や研究者そして広く芸術愛好家のためのインスピレーションの源泉になることを強く望んでいたノグチの意志により10年前に公開されました。
夕景のなかノグチが母を思い植えたユーカリがさわさわと小枝を揺らしていました。