台風14号は上陸しないで太平洋を北上しているようで、どんよりしていますが明日は何とか天気は持ちそうですね。

まるで人の指のようなチエリ短冊チエリカード

ミウラート・ヴィレッジでの安人作品展示の折にお世話になった風雅工房です。あの日、足りないものを受け取りに行ったときの工房内、ちえりさんの短冊がありました。                                        持って帰ったチエリカードは楽しいです。思わず声をあげて笑ってしまいます。

金城博美 陶展DM

沖縄の金城博美さんの陶展、今日から愛知県岡崎市の「ギャラリーREX」さんで始まります。案内が届いていました。11月7日まで。

ご一行とパチリ

そして今しがた東京の「備前焼ギャラリー青山」さんの安倍安人フアンご一行さまがギャラリーかわにしに到着されました。昨夜、台風を突いて明日の開展式に臨席すべく出てこられたのです。すごーい!お疲れさまです!                                      店主も明日の開展式に出席しますので臨時休廊します。


高松市美術館でも協賛川島正「島から島を作る」豊島の片山邸 お接待にも使われています豊島の独特の石積高松港ではこんな催しも川島猛デザイン醤油 宮島明さんのお土産

3ヶ月余りに亘って「瀬戸内国際芸術祭2010」が開催されました。いよいよ31日が最終日です。7つの島を全部攻略しようと思っていましたが小豆島、犬島へは渡れませんでした。電車やバスを乗り継いで目的地へ行くことは普通ですがフェリーを乗り継ぐことを初めて経験しました。店主は瀬戸内圏内で生活していますが大橋を渡って移動します。多島海の瀬戸内で島々を行き来するには船を乗り継がないと叶いません。沢山の船やフェリーとすれ違います。古くからの瀬戸内の文化ですね。当たり前のことですがすこし感動しました。31日にはファイナルイベントもあるようですが台風が早く通り過ぎてさわやかに終盤を迎えて欲しいです。                                NPO法人アーキペラゴのM氏は終ってからが大変です、島々の住人の方にとってどっと人が押し寄せた後、ぱたりと人が来なくなるこのギャップをどうするかです、とのことでした。

さらば男木島!

豊島から男木島へ出て乗り継いで高松へ帰りました。


昨日は搬入と陶器の展示をすませ、今日は平面展示と全体の調整です。

次回予告の「安倍安人展」看板車から作品を降ろします展示まえ細々作業があります店主も風雅さんも安人さんもこんな道具もいりますこの続きは今日になりました

31日午後1時半から開展式なのですが南の海上から大型台風14号が北上しています。寺村副館長さんも中庭の緑の芝生の上での開展式を予定しているのに…一応講堂にも用意しているんですが…残念ですねぇ~                       お願い!早く通りすぎてぇー!


紅葉した街路樹のハナミズキヤマブキの帰り花

10月31日から始まる「ミウラート・ヴィレッジ」での「陶の達人 安倍安人展」の搬入です。車に作品を積み込み、さあ出発!と言うときにR子さんが通り掛かって「今日は何処へ行くんよー」とチェックされました。                                突然、冬が来たような日ですが今から行ってきます。


唐櫃岡水源神社の小さな広場に広場の横にある小屋

巡回バスに乗って唐櫃(からと)地区に移動します。名水にも選ばれた荒神社の水源横の小さな広場に設置されている青木野枝氏の「空の粒子/唐櫃」 神社の木々に溶け込んでいました。

島キッチンの入り口庭のおくどさん庭から見ると

荒神社前の小道を辿ると安部良氏の「島キッチン」の広場に出てきます。情報に2時間待ちなどとあったので残念ながらここでの食事は予定に入れませんでした。でも入ってみたかったなぁ~

藤島八十郎の看板入り口にある妖しげな立体唐櫃岡から見えます

「島キッチン」のすぐ近くにある藤浩志氏「こんにちは藤島八十郎」 次に乗るバスの時間を気にしながら入り口だけで帰ってきました。3枚目、バスを待っている広場から海を見下ろすと戸高千世子氏の「豊島の気配」がうかがえます。池に浮かばせているオブジェが風によって動き、見る者の想像をかきたてるということです。               男木島や女木島のように小さな島はコンパクトに廻れますが、直島、小豆島、豊島になると各エリアへの移動は巡回バスになり帰りのフェリーのことも考えればどうしても駆け足になったりパスしたりしました。


パイプが波音を拾いパイプは堤防に上がりヨットの船底から波音を出している

オルガンパイプが波のリズムを音として紡ぎ出すサウンド・インスタレーションです。瀬戸内の島々を背に海が大声で話しかけています。

実物大のティラノサウルス後から頭部のアップ

クレア・ヒーリー&ショーン・コーデイロ両氏の「残り物には福がある」 部屋一杯に家具や棚、椅子を積み上げ、その上に実物大のティラノザウルス・レックスを設置しています。

家を覆う魚網島の住人手作りの袋物この方が魚網作りを指導されました

この魚網は島の住人の方たちで作り上げたそうです。2枚目は持ち寄った袋物で豊島の形に置かれていますが一番手前が豊島の南側になり産業廃棄物の違法投棄で有名になった場所にあたります。今もその場所での除去作業が続いています。


「瀬戸内国際芸術祭2010」の7つの島のひとつ「豊島」(てしま)です。

家浦港のカモメ入り口ですレストランの椅子中庭の様子2Fの様子天井

女木島の風見鶏のカモメではなく本物のカモメが出迎えてくれた家浦港の近くにあるトビアス・レーベンガー氏 「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」 空家を改装してレストランを開店し床や壁、テーブルに迷彩柄をモチーフにした装飾があしらわれています。

全景です様々の扉や窓でで作られたトンネル振り返って入り口を見ると屋内ですテーブルには花が屋根が朽ちてカンナの花がありました

塩田千春氏の「遠い記憶」 もと公民館の建物です。不要になった窓や扉を集めてトンネルの通路にしています。その通路を入るとタイムトンネルのような気分になりました。


こんなチラシこれは地産地消

西条総合文化会館の喫茶コーナー「喫茶ホッとタイム」で開催。「地産地消」ではなく「地産地賞」なのです。その第一回の講座でなんと店主がお話することになりました。何の準備もしていなくてウチノカミサンは勿論、R子さんにN子さんが小姑のような口振りで心配してくれました。小さな会場で狭い西条のこともあり知り合いの方が場を埋めてくれました。1時間半何とかこなして帰廊してみると講座帰りの数人の方が立ち寄っていました。ありがたいことです。                          「画廊」とは、と普段は人様に話すこともなかったのでいい経験になりました。声を掛けてくれたら受けて立つこともできる年齢になったのでしょう。


「ギャラリー島田」DM

神戸市中央区の「ギャラリー島田」さんで16日から始まっています。27日まで。素敵な画廊です。

香川ミュージアム

香川県立ミュージアムでは「瀬戸内国際芸術祭2010」関連で「海を越えた香川のアーティストたち」を開催中です。猪熊弦一郎・川島猛・イサムノグチの作品を中心に展開しています。11月7日まで。

川島ハウス川島ハウスの一隅こんなところも一隅

川島ハウスへお伺いすると最後は酔っ払いになります。


19日の「女木島」の続きです。

煌くミラーガラス張り巡らしたミラーガラスの内側近づくと人影が納屋の中へ光2階の窓に鬼の影2階から下を見ると

行武 治美氏 「均衡」 納屋の中に手作業で削りだしたミラーガラスのパーツを張り巡らせて外から入り込むわずかな光にも反射して煌きます。ガラスの触れ合う涼やかな音もあり異空間になっていました。

小石のプロムナード入り口井出創太郎氏の銅版ピアノも備えていますオオテ(石垣)の向こうに帆が見えるさぬき産の桧のデッキ昼寝もできます

愛知県立芸術大学アートプロジェクトチームによる多様なコミュニケーションの場としてオオテと島で呼ばれている石垣に囲まれた空家を改装しています。靴を脱いで上がると床に見覚えのある線描きがありました。昨年春第三期で完成された「重要文化財渡辺家住宅」の襖・障子に版画をはめ込んだ井出創太郎氏の銅版でした。

寝転ぶとダンチクの葉と雲

ひのきデッキに寝転ぶと青い空に雲が浮かび、ぐっと伸びたダンチクの葉擦れを聞きながらのび~としていました。