赤い楓の芽スノードロップ蕗の薹

定休日ですがお客様からの連絡待ちです。ケイタイの通じる場所ですぐ馳せ参じることができるように遠くへ出かけられないので庭の草抜きなどして午前中を過ごしました。

登り口の上にある看板

以前、宮島さんから黒瀬ダム湖沿いに「ラーメン屋」さんがあるのを耳にしていたのを思い出し普段は出かけられないので今日はいい機会と出向きました。開いているのか心配しながら黒瀬ダムの堰堤を過ぎると道沿いに幟が見えます。開いていますね~ 道幅の広くなったところに駐車してかなりキツイ坂を登ると店舗です。店舗は石鎚ロープウェイで遣われていたゴンドラなのです。ダム湖の上には遠く白い笹ヶ峰が望めました。「峠茶屋KUROSE」は月曜定休、午後3時頃まで営業、用があると臨時休業とのこと。幟が出ていると営業中です。

夏はバーベキューもできるようですゴンドラ店舗の上には竹林かつてはゴンドラであった!


まだ蕾が沢山あります

厨房の窓際に置いてあるミニシクラメン、今年も沢山花が咲きました。5年前の結婚記念日にいただいたものです。シクラメンの鉢を今まで何鉢もいただいたのに手入れの悪さを棚に上げことごとく枯らしてしまい、このミニシクラメンだけが毎年健気に咲いてくれるのです。                                                        今日、知人の宮城県で被災された西条出身のご夫妻の無事が確認されたことを伝え聞きました。あぁ~良かったぁ~


池田満寿夫 「寓話」

小さい頃、東京など遠くに親戚があるという友達はいいなぁ~と思っていました。しかし店主の年齢になると北海道から沖縄まで知人、友人、縁続きとご縁の人たちがそれぞれの地に暮らしています。今回の大震災の被災地にもそのような方たちがいます。それは店主だけではなく周りの人たちにもです。大家さんの奥様の一人住いのお姉さまも無事が確認でき笑顔になりました。支援はまだまだ行渡っていませんが少しづつ明るいニュースも伝わっていますね。そんな中ネット上に「西から東を、日本を元気に」の言葉を見ました。そうです、私たちが元気でないと被災地の方たちと寄り添うことができません。過剰自粛はどうしたものかなぁと思います。今まで通りの生活をすることで経済を動かし西から東を、日本を元気にしましょう!


黄水仙と花桃

午後も遅くから降りだしました。計画停電は緩和されたようですがギャラリー内の暖房は一機だけ付けています。支援も進んでいるのでしょうが実際のところ店主たちにはわかりません。西条市内の施設の方も被災された方の受け入れを考慮中とのことです。春の雨は生きものには慈雨となり葉野菜がどんどん育ちますね。Kさんがマンバを箱一杯持ってきてくれたのでウチノカミサンがせっせと洗って茹でています。

民藝館から帰りにご来廊

先ほど民藝館でお会いした神戸の方が立ち寄ってくださいました。


いろいろ届いています入り口まで移動車に載せます

「NPO法人うちぬき21」からメールです。被災地のひとつ福島県相馬市へ西条市から支援物資を急送することになり各家庭で使っていない日用品などを募っているとのこと。肌布団やタオルなど持参しました。これは第一便です。息の長い支援になります。

急須ワタリガニ戴きます!

午後、宅急便が届きました。えぇ~沖縄で焼き物をされている金城博美さんからです。何だろう?急いで開けます。急須が出てきました。何かのお礼だそうです。早速、同封してくださったピーナツ黒糖でお茶タイムです。沖縄の土で焼かれた急須には瀬戸内のワタリガニが描かれていました。心のしんどくなる昨今、嬉しいひとときでした!


愛らしい!土鈴の天神さん槌音は浮き浮きします

石鎚山が終日くっきり見えていました。気温が下がっていますが穏やかな彼岸の入りです。福島原発事故で世界中が震撼し、固唾をのんで日本を注視しています。気が付くと大きな嘆息をしています。気持ちが巻き込まれてはいけませんね。                                                                     出たついでに寄ってきた愛媛民芸館さんところでいただいた花桃をギャラリーの入り口に挿しました。我が家の花桃はまだ蕾が固いですが戴いたものはもう花が開き始めています。近所の何処からか槌音がしていて棟上があったようです。東日本大震災の被災地にも槌音が響く日が一日も早く訪れますように祈るばかりです!

     人界のともしび赤き彼岸かな    相馬 遷子


今回のお土産上田勇一さん、和美さん、土世さん

愛媛の高速道路も積雪で一時通行止めになったようです。ギャラリー内も今日は暖房を入れました。今夜は冷え込むようですが節電を心掛けなければなりませんね。                                                 フランス在住の篠原土世さん日浅和美さんたちが帰ってきました。仏政府は日本国内の仏人の帰国を促しているくらいですから、土世さんたちがフランスを出国するとき危険な状態に陥っている日本にどうしても帰るのか何度も念を押されたそうです。外国から見ると今の日本はそのように認識されているのでしょう。当然ですね。


黄色の絨毯

今日は東京へ出て作家さんのところや知り合いの画廊を訪ねたりオークションの下見会も覗いてみようとしていたのです。が、東日本大震災後の混乱が続きオークションも延期になり急遽キャンセルしました。                                          なので一つでも仕事を済ませようと河野美術館へ安倍安人さんの作品を受け取りに行きました。毎年この時期に196号線沿いに見られる菜の花畑です。春はまだ浅く、彩りのない畑のなかで「菜の花明かり」と言われるようにぱぁ~とその場所だけが明るくなっていました。


芹の若芽いぬふぐりいっぱい咲いています

大地震に大津波、原発事故とかつて経験したことがないことが次々とこれでもかと襲ってきます。計画停電から首都圏の混乱振りが伝えられ地方までが煽られています。日本には物資が潤沢にあるはずですから買だめはしないで欲しい!都内のスーパーなどのショーケースが空っぽになった画像に唖然としました。日本ではないみたい!と千葉特派員は言っていますが、これが今の日本なのです。                                            早春の畦に芹を摘んで来ました。小さなブルーの星の花イヌフグリもしっかり空に向いて咲いています。木扁に春の椿も咲きそろいました。


小石も流れ出ているこれはひどい!タイル舗装が盛り上がっている

千葉特派員からの画像です。海浜幕張駅周辺の液状化の跡。地震にはよく見られる現象ですが都心に近いところでこんなに泥水がタイル舗装を突き破って流れ出すとあんまり気持ちのいいものではないですよね~