全国的に雨の予報ですね。17日から宇野貴美恵さんの藍染展が始まります。昨日は大きな作品を「アトリエゆら」から運んできました。今日はギャラリーをカラッポにして明日の搬入に備えます。
母子草を退けて小判草にジャーマンアイリスの花だけを挿すと蘭の花のようです。ちらっと見えたR子さん、片付け中の店主を見ながら今日はよく動いているねぇ~と店主に言います。店主は何時もよく動いているのだ!
東京へ孫を連れて帰ったり、納骨に親族が一同に集まったりと、先の連休を利用してそれぞれ大役を終えた友人たちです。連休中に会ったM氏は「マルセル」を読んでいますとのことでした。 1968年京都国立近代美術館で開催中の「ロートレック展」最終日の朝、会場から「マルセル」が盗難にあいました。時効後の1976年1月に「マルセル」は還ってきたのですが事件は謎のままです。当時取材に当たった毎日新聞社の記者から預かった取材資料をもとに高樹のぶ子氏は構想をまとめました。本作中、京都の画廊主として登場するモデルを見知っているM氏は実際の画廊主の彼氏とほど遠い人格なので戸惑っていました。その画廊主モデルになった蔵丘洞の岡さんよりいただいた「マルセル」です。「俺、犯人とちゃあうからな」と言いながら本を渡してくれました。 尚、高樹のぶ子氏は執筆にあたり「マルセル」を所蔵しているフランスのアルビ美術館まで出かけましたがタイミング悪くスペインの美術館に貸し出し中でした。それでもスペインまで追いかけて「マルセル」に会ってこられたのでした。
★「永島痲夷個展」 GALLERY遊 今治市国分3丁目10-8 5月12日まで
★「心象/3つの眼差し」 GALLERY YUKI-SIS 東京都台東区柳橋 2-22-13 5月19日~6月9日 内田江美さんが出展されています。
★「軽井沢の風展」 日本の現代アート1950-現在 (いま) 軽井沢ニューアートミュージアムの会館記念展です。 同館HPによりますと本展の見所として『「具体」作品が放つ現代美術の尖鋭性を振りかえる』 『現代美術の歴代の精鋭たちが軽井沢に集結する』 『美術の領域に重なる建築家の仕事に触れる』 などを揚げています。4月27日から9月2日まで。 「軽井沢の風展」で検索できます。
猪熊弦一郎丸亀現代美術館で開催中です。7月1日まで。連休中に出かけました。塩田千春は物に込められた人々の記憶、不在ゆえに強く感じる存在感、怒りや不安といった感情に正面から向き合い作品に展開してきました。2008年国立国際美術館・地下での2135足の靴と紅い糸のインスタレーションや瀬戸内国際芸術祭・豊島での展示があります。5月27日には講師に塩田千春氏が見えられ「自分の舟で世界中をまわってみよう」のテーマでワークショップがあります。
猪熊美術館のカフェでは展覧会のテーマに合わせたランチやデザートを提供していてこれも楽しみの一つです。館内で展示されている舟のイメージで笹舟に抹茶チョコの上にいろいろフルーツが乗っています。ちょとセコイけど三人で分けていただきました。
今日行った「西條そば甲」さんでも伊藤文夫さんの猫がいました。
今朝は雷鳴で飛び起きました。停電していました。R子さんは布団をかぶって震えているだろうなと思ったものの先日の竜巻を思い出しちょっとヒヤリとしました。いろんな恐怖が増えますね。