霧の高原塩塚高原
68回目の終戦記念日です。
  
     堪ふることいまは暑のみや終戦日   殿村 菟絲子


名前を今から調べますカミキリムシの仲間
寄ってくる川遊び
ぎゃらかわBOX子の話です。子どもの頃の夏休みは従妹たちと母方の祖父母の家に集まっていました。昼間は川で泳ぎ昼寝のあとは井戸で冷やした祖父の畑のスイカを食べました。何と言っても楽しみは中庭に二つ並べた縁台での夕食でした。夕食の片付けが終わると縁台に寝転んで涼みます。その時みんなで流れ星を数えていました。星の名も宇宙のことも知らないころでしたが従妹たちとの想い出話はこの縁台でのきれいな星空です。今になってよく数えていた流れ星はペルセウス座流星群ではなかったかと思います。毎年この頃に見られますね。因みにこのペルセウス座流星群から流れ星は秋の季語になったということです。祖母に促されて家に入るまで賑やかでした。

      ふるさとももの傾きて流れ星    中村 草田男


タカサゴユリ
今朝、法師蝉が鳴きました。例年つくつくぼうしより蜩(ヒグラシ)のほうが早く鳴いているのに今年はまだ聴いていません。暑くて出てきてないのでしょうか?
今日は新盆です。歳の似通った親族の訃報も届きました。それぞれ家族葬だったとのことでした。ひたひたと浪が寄せてくるようです。またご子息を亡くされた友人もいます。掛ける言葉もなく時間が過ぎていきます。8月は祈りの月ですね。月初めから虫の音も聴こえています。
明日は定休日、15日、16日とお盆休みにします。どうぞ宜しくお取り計らいくださいませ。

     法師蝉天より遠きところなし   油布 五線


新聞記事無念!
昨日の愛媛新聞です。松山市の宝厳寺(ほうごんじ)で火災があり国の重要文化財である木造一遍上人立像が焼損したもようでした。火災で重要な文化財が無くなるのは何とも無念です。
蝉の抜け殻クマゼミです
早朝からかしましく啼いている蝉が心なしか数が少なくなっているような気がします。それでも新たに蝉の抜け殻を見つけ羽化したばかりのクマゼミもいました。
今日はなんと言う暑さか、とうとう気温41度を記録しました。一生懸命、庭木に水を掛けていますが大丈夫かなぁ~


表紙河野先生ご夫妻
平成19年(2007年)に亡くなられた河野昭二先生の作品集が出来上がってきました。河野先生の奥様から要請を受けて宮島明さんが中心になり作品選定、構成を進めてこられたのです。
表紙になった絵高輪や瀬戸の海春枯れたひまわり水辺の風景
先生は描かれた年代をカンヴァスに記入されてなく、店主たちが決めることもできないので残念ながら制作年が入っていません。宮島さんも店主も初めて観る河野先生のお若い頃の絵も収録されています。この秋に西条総合文化会館展示室で河野昭二先生の回顧展が奥様の主催で開催されます。


岡山の白桃
岡山の甥っ子が送ってくれました。人気の清水白桃ではないけれどこれも美味しいとのことでした。この暑さに室内で頂く桃は有り難いです。
岸恵子の真知子巻の切手久世光彦「ベサメ・ムーチョ」について
6月22日のg-boxに「細くとも永いお付き合い」をしてくださるIさんのことを書きました。その時いただいた「侍ニッポン」と「カスバの女」それにIさんの私信があまりに楽しかったので久世光彦著の「マイ・ラストソング 終章」に載っている「ベサメ・ムーチョ」もリクエストしていたのです。「君の名は」の名場面の切手を貼って送ってくれました。Iさんはずっと岡山市で生活をされていたようですがリタイアを期に鳥取県に移られました。ご当地の図書館を大いに利用され充実した生活をされているご様子。そういう選択もあるのだと感心しました。余生を楽しんでおられるだけではなく日本の行く末も案じておられます。


M農園のマクワウリモモ
外では汗が吹き出て帰廊しても暫くはタオルで汗を拭いています。遠藤裕人さんの注文のお皿を受け取りにみえられたKさんもゆっくりされて涼しくなったと出ていかれました。外に出るのが億劫になります。暑い夏に欠かせないマクワウリとモモが届きました。ウチノカミサン大喜び!
並んで屋根の上にも
7日に出かけた伊吹島へのフェリーに乗る前に立ち寄った「一の宮公園」です。大野原のICを降りて11号線を引き返すように西へ進むと道沿いにあります。海沿いにカモメがたくさん遊んでいました。
一の宮公園イサム・ノグチの遊具ここにも
伊吹島を望める海岸にある「一の宮公園」の芝生広場にイサム・ノグチが設計した遊具が設置されているのです。ヤシの木も植えられて南の島のようでした。R21号線を北上すると観音寺港に出ますよ。

ところで昨日のg-boxをご覧になって今日、伊吹島へ出かけられたYさん!今日も暑かったでしょうね!


今回の瀬戸内国際芸術祭は春・夏・秋のスリーシーズン開催となっていて伊吹島は夏のシーズンのみの開催です。西条から高速道路を東へ進むと左手の海上に見えてくるのが伊吹島です。いりこの生産地として有名ですね。
真浦港へ上陸
観音寺港から25分ほどで伊吹島の真浦港に着き、地図には心臓破りの坂と出ている路を歩きます。
沈まぬ船沈まぬ船つりのおじさんへの伝言浮き!ワークショップでつくった浮き!
「豊福亮+Chiba Art School」 廃校になった小学校の教室に埋め尽くされた「浮き」です。2階では網に吊るされたたくさんの「浮き」が魚の群れのうねりになり、その場に立つと海中に居るような圧巻です。
大岩島2大岩島2
体育館では大岩オスカールのドームの中に入ります。スタッフの方がドアの開け閉めをされていて異次元の瀬戸内の風景に誘ってくれます。
前回の瀬戸芸では男木島の港近くで大岩オスカール氏は展示をされていたのですが失火により残念なことになりました。が、今回も出展されました。
石井大五のトイレトイレ供用しています
校庭に出ると石井大五氏の「トイレの家」が。実際に使用されているトイレです。
手動の岡船舟から見るとみんなで引っ張る音を出すのはこれ
だらだらと長い坂道の上にある伊吹島民族資料館の庭に設置しているのはキム・テボン氏の「小さな島のささやき」 使われなくなった漁具を組み合わせ音が出る遊具になっています。
伊吹島レインボーハットレインボー出現さまざまに鏡で反射シェルターの上にはひょうたんやスイカが
向井山朋子氏の「夜想曲」 LUNA..CLIP..の「歩み」を覗いて、なおも上がっていくと関口恒夫氏の「伊吹島レインボーハット」 木の枝で骨組みして毛布を被せ土を被せて3ヶ月ほど島民の方たちと作業をされたそうです。そのシェルターの周りにひょうたんやスイカを植え蔓がシェルターを被っていきます。小さな池には鏡が置かれ晴れた日には鏡の反射でシェルター内にレインボーが出現するのです。暑いけどきれいに見られて良かった!
伊吹産院跡伊吹産院のプレート
伊吹島では「出部屋」と呼ばれ、お産を家の納戸で終えた女性が1ヶ月間、新生児と別火の生活をしていた共同産室のあった所です。子供を島全体で大切に育てる子育ての原点です。昭和45年まで使用されていて産育習俗を知るうえでも全国的に貴重な遺構であるとプレートにありました。伊吹島では海を見下ろせるこの場所で親子になった幸せと安堵のなかで過ごしたであろう時間が母親にあったのですね。素晴らしい!!
声を掛けたくなる孫とおばあちゃんかな?暑いねぇ~
途中であった人?たち
八幡さん道案内天満宮泉蔵院休憩所海が見える路こんな路もある
途中の風景など。
金田一春彦先生の歌碑
暑いなかを港まで帰ってきたあと、どうしても観ておかなければならない歌碑までまた上りました。
全国でただ一ヶ所、平安、鎌倉の京都のアクセントを遺している島として金田一春彦先生が調査に来島されました。
             伊吹島にて
      緑濃き
       豊かな島や
        かかる地を
      故郷にもたば
       幸せならん    春彦  
真浦港を見下ろすいりば
歌碑を見たあとは、ほっとして「かき氷」を体にいれました。
乗船する私たちは暑さで赤い顔をして汗びっしょりです。伊吹島に渡った豊かな夏の一日になりました。


一週間前の7月31日、高知県立美術館へ行った続きです。
駐車場はここから入る
前もって検索したところ入り口が大変狭いとありましたが大丈夫です。
土佐バルのメニュードアの付近店内のスタッフ
昼時でもあったのでR子さんから聞いていた「土佐バル」に直行。
入り口ポスター藁工ミュージアム
藁工ミュージアムの奥さまざまなチラシ
高知のやはり倉庫を利用したアウトサイダーアートのミュージアムです。JR高知駅に程近い「アートゾーン藁工倉庫」の一区画にあります。若い方が多いのは嬉しいですね。
フェルト人形の大川誠氏、一体に約1分というスピードで人形を作る大原菜穂子氏、なかむらなおし氏はイラストや立体、紙人形を、古郡加奈子氏は「くノ一ウマ子」シリーズの原画をそれぞれ展示しています。

急遽、高知駅に出迎える人がいて約束のちょうどいい時間になりました。これは1週間前のことです。今日はその1週間前に予定していた瀬戸内国際芸術祭の伊吹島へ行ってきました!


日浅和美作品サイズを測る梱包しますシールを貼って箱の中も検品
松山市道後の「セキ美術館」で開催予定の「現代・美の表現者ー愛媛ゆかりの画家たち展」に出展のため日浅和美さんの作品を受け取りに来られました。ギャラリーかわにしでの3月の作品展のあとフランスへ帰られた日浅さんからお預かりしていたものです。展示期間は9月28日から11月4日ですが写真撮影等できょう借用に来られました。
てっぽうサイダー
今日も朝から気温が上がり外はことのほか暑いです。昨日、神戸のYさんからいただいた「てっぽう水」ことありまサイダーを飲んでいただきました。レトロな瓶とレッテルが話題になります。