今日の午後2時よりミウラート・ヴィレッジではお二人の対談があります。今から店主たちも出かけます。 翻訳業のミラー和空氏は書家の石川九楊著「書」を翻訳されその英語版「Taction」で2011年度の日本翻訳文化賞『翻訳特別賞』を28日に受賞されたばかりです。ちょうど読書週間なので店主も原本になる「書」を読みますね。
池西剛氏とミラー和空氏の対談ですが途中、東京からミウラート・ヴィレッジの池西剛さんの講座に昨日から出席されていた一橋大学社会学博士の渡辺雅男氏も参加いただき有意義な講座になりました。
作家さんの個展は案内状でお知らせします。メールであったり美術雑誌の広告欄、ハガキや封書などで美術館や画廊の案内が届きますが、先日こんな案内が届きました。茶封筒の手書きでウチノカミサン宛です。封筒裏の差出人の判を見て青木良太氏の展覧会案内だと判りました。倉敷の「工房イクコ」さんでの「青木良太展」のおり購入し、それから茶封筒で手書き、裏には判を押した案内状が届きます。今回は東京の「桃居」さんでの作品展にあわせてNHKの番組に出演されたDVDも同封されていました。彼の「こまめさ」に感心します。青木良太氏を中心に結成された「IKEYAN]のWEBも初めて覗いてみました。案内状でお客様が画廊にお見えにならない時代です。改めて工夫、努力は大事だと思いました。
HPトップページに今日は午後4時ころから休廊と載せましたが勘違いがあって今日は居ます。明日30日は休廊します。宜しくお取り計らいください。
急に冷え込み並木のハナミズキが一変に赤くなっています。昨日はきれいに晴れた秋空の下、越智紀久張さんが見えました。11月10日から始まる「オチ・キクハル展」の作品を持ってこられたのです。ご一緒に「甲」さんで遅めの昼食後いろいろ雑談です。その雑談のなかでまた考えることが出てきます。
R子さんにウチノカミサンが会うことがありました。奈良の柿が欲しい!とR子さんが言います。ウチノカミサンは誰にもあげないで一人で食べる!と宣言しています。が、一個だけあげました。R子さんはたった一個?けちっ!と言いました。ウチノカミサンもケチでいいもん!と負けていません。好きなものを分けてあげるのは勇気と決断がいります。小さい子をみてるとそのようですね。フフフ…
額装依頼で風雅さんに送るにはややこしい荷造りになるので持参しました。とんぼ返りで高速に乗り丸亀へ。
「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」では「杉本博司 アートの起源|宗教」の開催中です。昨年の11月から「科学」「建築」「歴史」と展開し最終章の「宗教」になりました。その間、東日本大震災が起き杉本 博司氏が「丸亀市美術館」の壁面に1年間掲げていた「ことば」がより深く迫ってきます。4月27日のg-boxにも載せましたがもう一度載せます。
「人類史は折々の難局を乗り越えてきた。…アートが今できることは、思い出すことかもしれない、人が人となったころの記憶を。」
夕方帰ってくると朝から稲刈りをしていた田圃の稲掛に赤い夕日が映えていました。
掛稲のひとねむりして夕日さす 森 澄雄
16日からミウラート・ヴィレッジで始まっている「池西 剛展」では池西さんによる「やきもの講座」が10回にわたって開催されます。その第1回めの講座がありました。京都の「蔵丘洞画廊」さんで個展中の中西良さんも蔵丘洞画廊の岡さんとご一緒に駆けつけてくださいました。「やきものの常識や通説のウソーやきもの業界で伝えられている情報は果たして本当かー」とか「日本のやきものの移りかわりと歴史ーそれぞれのやきものの出現と背景・変遷と接続点ー」など魅力的な講座です。11月20日までの各、土・日に開催されます。
蔵丘洞画廊さんところを覗いたことがある方たちとセカンドチャンスさんに集まりました。
途中、ファッション講座やこんなケーキも登場。
東日本大震災の遺児支援育英募金のためのリサイタルです。N子さんに誘われて昨夕、松山市民会館へ出かけました。西条でも6月に二日間にわたってヤブウォンスキさんのリサイタルがあったのですが店主たちは出かけられませんでした。今回は入場料を全額寄付とし交通費も彼の自費なのです。会場では西条の方も何人かお会いしました。数日後には福岡でのチャリティ・リサイタルになります。有難いことです。 3枚目、チャリティということでわずかな時間写真撮影の許可がでました!
『3月11日の日本を襲った大惨事に、私の心は打ちのめされ、引き裂かれました。私が特別な思い入れを持ち、深い心のつながりを感じてきたこの国が苦しんでいるのを見ることは、私にとっても最も辛い経験となりました。…私たちは色々な出来事を直ぐに忘れてしまします。今日、皆様のために演奏させて頂くことで、皆様のことを忘れてはいなかったということ、これからも忘れないということ、いつも皆様と共にいるということをお伝えしたいのです。…わずか数ヶ月のうちに、天災(地震・津波・台風・洪水・崖崩れ等)の恐ろしさを幾度も経験した日本の方々のために。…心をこめて クシシュトフ・ヤブウォンスキ 』 チャリティ・ピアノ・リサイタルに寄せて (抜粋)