男木島へ、まだまだまだ続きます。
ジェームズ・ダーリング&レスリー・フォーウッド氏 「ウォールワーク5」 男木島の南側にある加茂神社の参道に自然に解けこんでいるのです。2人が生まれ育ったオーストラリアから運んだユーカリの根を積み上げています。
西堀隆史氏 「うちわの骨の家」 港に近い元駄菓子屋の空間を香川の伝統手工芸品の竹製うちわの骨でうめています。
男木島の路地を歩いていると、のび~とした猫がいました。
男木島、まだ続きます。
北山善夫氏 「誕生ー産殿ー性ー生ー死ー墓ー男木島伝説」 男木島の山頂近くにある豊玉姫神社は安産の神様ですがこの神社の伝説から得た着想をもとに人間の生と死をテーマに制作されています。
中西中井氏 「海と空と石垣の街」 海が見える路地の石垣を海辺の大きな渓谷に見立てて8分の1サイズに縮小した小世界です。
讃岐漆芸の漆の家プロジェクトは「漆の家」 木造家屋をリノベーション、「黒い部屋」と「白い部屋」に。この「白い部屋」は履物を脱いで上がることができます。
男木島では使われていない家や廃屋を利用して作品展示しています。廃屋が目につきますが路地を歩いていると玄関の引き戸の隙間から外へ蔓が伸びていました。
兎に角、男木島の「川島猛とドリームフレンズ」の「想い出玉が集まる家」を覗いてこなくちゃあと出かけました。フェリーの着く港にはジャウメ・プレンサ氏の屋根が見えています。その後ろ側は先日火災で焼失した大岩オスカール氏の作品があった場所です。「島人の心を写さないでください」の貼り紙がありました。
ちょうどこの日は「想い出玉が集まる家」併設のドリームカフェでヌードルマスター藤沢さんの手打ちうどんが振舞われることになっていて知らないで出向いた店主は偶然お相伴に預かったのでした。
男木島の各家庭に眠っている捨てられない手紙や日記など想い出のつまった紙を持ち寄ってもらい「想い出玉」を住民たちと制作したものです。家の中は隅々まで白い和紙で貼りめぐらされていて「想い出玉」が映えます。訪れた鑑賞者も「想い出玉」が制作できるのでどんどん増殖していきます。「想い出玉が集まる家」の一隅にドリームフレンズの名まえがありました。これだけの協力者が集まるのもさすが川島猛先生ですね。
出来上がったうどんは居合わせた鑑賞者に振舞われました。
香川から本場の讃岐うどんを手にMさんが昼前に来廊、ご一緒にお昼ごはんをいただきました。美味しいいりこ出しのお汁付きで竹輪の天ぷらもあります。おまけにスーパーで買われた稲荷寿司も。安倍安人さんが「腹がへったのう」と言えばラーメンやうどんが出てくるのはここだけじゃあといつか言っていましたねぇ~ 満腹になっていろいろ話をしているところへ若い女性が入ってこられました。何だか見方が違います。声を掛けて話をすると彼女は入り口のガラスに貼っているMIHO MUSEUMの「古陶の譜」のチラシを見て入ってこられたのでした。彼女はMIHOの職員さんで、おまけに店主の同級生の娘さんでした。彼女の話のなかで感心したことがあります。MIHO MUSEUMは次々と企画展をされますがその企画展が始まる前に職員を対象に学芸員の方から解説を受けるのだそうです。そのお陰で彼女も焼き物に興味を持たれたのでした。美術館が職員を対象に館蔵品や企画展のレクチャーをすることはとても大事なことです。