やっと気持ちのいい風になってきました。
10月20日に愛媛民芸館では「第1回 みんげいとカフェと音楽と みんげい蚤の市」が開催されました。先日、臨時評議委員会に出席すると他の報告ともに「蚤の市」の来館者アンケートの報告もありました。
今日、市外から来られたT氏は出店されていて出店者と来場者が和やかで愉しかったと大喜びでした。アンケートにもその雰囲気が出ています。
伊予市では「豊圓寺 秋のお寺市」が開催、風雅さんもワークショップで参加されています。
様々な時と場所で「市」の盛況ですね。行事や催しが続きます。
義妹から届いた北海道味の熨斗アナゴ。2枚目、O氏が皮を剥いで冷凍して持参されたポッポ、愉しい珍しいものが西条でじっとしていても頂けます。
今日もはっきりしない天気。
「久万美術館」で開催中の「空間に線を引く」の図録です。図録に今展の協力をされた方たちの名前のなかに「ギャラリー枝香庵」さんが載っています。どんな経緯なのですか?と尋ねました。
画廊は作家さんの作品を展示して紹介し且つ販売をします。その中で作家さんが紹介してくれる他の作家さん、画廊さんがあります。出かけて行ってお会いします。そうして拡がっていくのです。長く続けているとそんな綾のなかでまた新たな出会いがあります。気がつくと最初に会った方とは疎遠になり紹介された方と親しくなっていたり、画廊でなくともよくある話です。が、画廊にとってこの出会いは大切です。
今日来られたオークション関係の方が画廊に置いてあったこの図録を見つけて「碧南市藤井達吉現代美術館」で今展を観たそうです。平塚市美術館、足利市立美術館、碧南市現代美術館、それに町立久万美術館の4館で立ち上げた展覧会でした。
今展に出展の高垣勝康氏は枝香庵での展覧会が決まったあと亡くなられ遺作展となりました。この枝香庵の展覧会にたまたま来られた平塚市美術館長代理の土方明司氏が「空間に線を引く」に繋げました。高垣勝康氏と三人展をしたいといわれたのは教え子になる若い日本画家と陶芸家のご夫妻でした。高垣勝康氏を見つけてくださってありがたかった、いろいろな方のめぐり合わせ、ご縁でギャラリーを続けられていると感謝の枝香庵さんです。
台風21号の影響ではなく低気圧の通過に伴う雨です。今年一年の世相を漢字一文字で表すならば「雨」ではないかなぁ~
昨日風雅さんところから受け取ってきた外箱にキャプションを付けています。納品が遅れています。
昨日の愛媛新聞「愛媛詩壇」に矢原繁長さんの詩が載っていました。選者が長谷川氏から岸田将幸氏に代わりましたが取り上げられています。
三越日本橋本店本館6階 美術特選画廊では「山下裕二の隠し球」展が開催中。「美術の窓」誌上で14年に渡る人気連載「山下裕二の隠し球」の中から16人の作家を山下裕二氏が選びました。新人からカリスマ作家まで、渾身の16球と副タイトルにあります。牧野邦夫「「未完の塔」も出展されています。期間中、山下氏のギャラリートークもあります。拝聴したいですね。
雨が近い雲が出ています。
稲刈りの終えた田圃に入って剪定。
オーガさんの箱を受け取りに風雅さんところへ。
堀の内の県美へ。「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」展。ロシアの至宝「忘れえぬ女」愛媛初公開です。日本では8回の公開になりますが愛媛では初めてになります。先日今展に出かけられたM氏は彼女に一目惚れされて、また会いに行きますとのことでした。
2Fではリンドグレーン「長くつ下のピッピの世界展」 スウェーデン王立図書館所蔵、ユネスコ「世界の記憶」に登録された貴重な原画など多くが日本初公開のものです。2枚目、「ロッタちゃんの秘密の隠れ家」5歳のロッタちゃんがおかあさんとけんかをしてお隣のベルイおばさんの物置2階に造った秘密の隠れ家。
帰って来たらちょうど安倍安人さんから荷物が届きました。
孫たちは元気に帰っていきました。
久万美術館へ。近くでは久万林業祭りが開催中で車の通行量が多いです。
アートNPOカコアの理事長でもある徳永高志氏の「アートフェスティバルは地域を壊す?」衝撃タイトルでのアート茶話です。
久万美エントランスに設置されている青木野枝氏の作品横が会場。季節の菓子にお抹茶もいただけます。
「アートフェスティバルは地域を壊す?」は実にタイムリーな話ですが、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」が開会3日で中止される以前に徳永高志氏と久万美の間では決まっていて徳永氏ご自身が驚いていました。
「あいちトリエンナーレ」、東日本大震災の被災地石巻を中心に開催されている「リボンアートフェスティバル」、「瀬戸内国際芸術祭」「越後妻有トリエンナーレ」それに老舗観光地の復興をめざした「六甲ミーツアート」と「道後オンセナート」の現状と、アートフェスティバルの役割、地域の課題との相克にまで話はすすみます。アートフェスティバルを開催する地域には「覚悟」が必要で、議論をずっと継続する場も必要ということでした。アートフェスティバルに関わることだけでなく「覚悟」と「議論」は必要です。
時間が足らないくらいの内容でした。乞う第2弾!
高木館長から聴いていた青木野枝作品を設置している桧垣桜公園へ立ち寄りました。青木野枝氏のご親族による寄贈です。
ここから下りていきます。草も刈ってありました。
青木野枝氏のプレート。
青木野枝氏の「空の水」の傍らのベンチの背もたれも青木野枝氏のもの。谷を隔ててバイパスが見下ろせます。
ご一緒したYさんからの画像、メールで届いたので載せます。
秋の日の釣瓶落とし、帰途のサイドミラーに映った夕焼け。