





ある春の一日、幼子と共に過し、強い風の中、瀬戸大橋を渡って帰ってきました。瀬戸大橋は25年前の今日、開通したのでした。25年経ったのですね~



兵庫県伊丹市立美術館では棚田康司「たちのぼる」展が開催中です。「1本造り」という日本古来の木彫技法で「少年少女」を彫っている棚田の作品を観るいい機会です。関西初の大規模な展覧会となっています。5月26日まで。


咲き残っている枝垂桜を見ながら中庭を通り旧岡田家住宅へ移動します。







美術館に隣接している工芸センターと旧岡田家住宅にも作品が展示されていて旧岡田家住宅と酒蔵では写真撮影が出来ます。下段真ん中の「立ち上がった少年」の作者コメントには『2004年、北オセアニアの中学校がテロリストに占拠された事件で、そのテロリストに臆することなく主張し、射殺された13歳の少年がいた。それを新聞記事で知ったとき、やり場のない怒りを覚え、彼を絶対に作らなければ、そう決心した。』
強く印象に残る瞳はガラスではなく時間をかけて着色し透明樹脂を何層にも重ねて潤んだ表情にしているそうです。

朝、新聞を読んでいると近々見かけた名前が出ていました。あっ!あの人だ!「矢原繁長展」にふらりと入ってきた人物です。酒の臭いがして言動が怪しいのです。だのに芳名帳には名前を書いて出て行きました。しかも二日後にも来てやはり名前を書いて出て行きました。それで見かけた名前だと思い出したのです。新聞には「無銭宿泊の疑い」と載っていました。
アーケードのある商店街に居た頃のことです。何となくサミーデヴィスジュニアに似た人物が見え織田広喜の絵を予約して帰られました。いい織田広喜ですねぇとコメントもされ何となく都会的な香りがして言動もスマートです。旅の途中なので後で送金します、その後で絵を送ってください、とのことでした。が、送金はありませんでした。
今の場所に移って間もなくのころにも似た話がありました。私は競馬関係の仕事をしていますが友人はみんな金廻りがよくこういう絵画を好きなんです、今から、その彼に会うから連れて来ます、喜ぶと思いますよ、と言われて出ていきました。その人物も二度と現れませんでした。
どれも実害は無かったのですが、こんな通り掛かりの人でも絵がお好きな人は買ってくださるんだ!と若かった店主は嬉しかったです。二度と来ない町で冷かして帰ろうと思われたのでしょうね。今なら適当に応酬できます。
四月馬鹿病めど喰はねど痩せられず 加藤 知世子


































