
店主にわかに頼まれごとがあり慌てています。

今年も大家さんから君子蘭のリースです。



ギャラリー裏庭のガーベラ、スズラン、ギボウシの緑。
ここのところウグイスが来てよく鳴いています。
銀行まで歩いていくと懐かしい囀りが聴こえてきます。二つに切れた尾を翻して燕が来ていました!
初燕を見た今日は懐かしいお人が来てくださいました!
つばくらめ父を忘れて吾子伸びよ 石田波郷

昨日、店主が乗った電車が西条駅に向かって走っている頃、ウチノカミサンは家の前を流れている農業用水に流れ着いたゴミの山を取り除いていました。水でくたくたになったダンボール箱、小さな鉢を並べ置くポット、発泡スチロール箱、ペットボトル、ジュース缶、ネット、抜いた草類、のゴミ芥が溜まって流れを堰き止めていたのです。堰き止められた流れは溢れて隣の田圃へ入りそうでした。それらのゴミを何とか路際に取り出しました。

店主があとの処理をしてゴミ袋へ入れ今朝、収集車に出しました。風で飛ばされた何処のものかは分からないゴミが各所で出たようです。ゴミ置き場は一杯になっていました。大風はこんなところにも影響があります。



こちらはゴミではなく野に咲く花ですが群れて咲くと可憐です。


頂いた花筏、ホウチャク草、こちらは庭に植えられています。

「こんぴら歌舞伎」に出かけられた方が見せてくれました。「こんぴら歌舞伎」はもう32回にもなるんですね。今回は四代目中村鴈次郎襲名披露でもありました。



初めての小田原です。栄町、銀座通りは全国にどのくらいあるのでしょうか?



「アオキ画廊」では牧野邦夫展、小田原市民会館6F第7会議室では山下裕二氏による「牧野邦夫の画業について~リアリズム・幻視・土俗性~」の講演がありました。


山下裕二氏は2013年の練馬区立美術館での「牧野邦夫展」開催にも尽力されました。山下氏のお話を聴き、千穂さんにもお会いしたいので小田原へ出てきたのです。お二人にブログに載せる許可をいただきました!



その山下裕二氏の講演会場にU氏が居ました!ぎゃらかわBOXを見ていてご自宅から30分ほどなので来ましたとのこと。U氏は安倍安人さんのフアンで東京でもお会いしギャラリーかわにしへも来てくださいました。U氏のご親戚のお菓子屋さんの銘菓をお土産に頂きました。

ここまではホーイホイホイホイサッサといくはずでした。U氏と別れて下りの新幹線に乗ったまでは良かったのですが…



岡山から四国へ行くしおかぜが動かないのです。16日じゅうに帰られるはずだったのに土居、伊予三島あたりが強風で走行できないとのこと。



明けて17日になりました。JRからの差し入れです。



ようやく伊予三島も過ぎ岡山から12時間掛けて西条駅にたどり着きました。「特急しおかぜ27号」でした。



午後になってもゴーゴー風の音がします。空の雲も吹き飛ばされて青空ばかりです。石鎚山はいっぺんに初夏の山になっていました。



西条では歩いて移動することが少ないので東京へ出ると歩きばかりで疲れます。
帰ってくると白花ヤマブキが咲き、楓は葉を拡げ、風は爽やかになっていました。過保護にしてはいけない蘭も花が開いたので外からギャラリー入口へ。
昨夜は熊本で地震でしたね。熊本とはちょっと意外ですが日本の何処に居ても地震から逃れることはありません。だからこそ元気でいなくてはなりません。元気でないと手助けも出来ません。

新居浜からNさんがご自宅の筍を届けてくれていました。早速ウチノカミサン茹でました。今年の筍はイノシシの被害であまり採れなかったとNさん。


明日から愛媛民芸館で「眞鍋芳生・Tomo 父子展」が始まります。店主は眞鍋芳生氏と同級生です。立ち寄ってくれたヨッチャンと歓談中!お土産にいただいた「むらすずめ」はそのあと来廊された方たちといただきました。

明日は小田原へ行きます。日帰りします。ひとりです。



今朝方の風はなお落花を早めて花びらの吹き溜まりができていました。


今日はゴミ出しの日なので花びらも出します。先日来キジバトさんは巣作りに励んでいますが直接椿の木の中には潜らず一度桜に止まって枝伝いに椿に入っていきます。こちらが観ているのを気にしているようです。




「うちぬき21プロジェクト」の石彫公開制作のアーティストであるリュドミラ・ミスコさんが「うちぬき21」のメンバーとともに来廊されました。リュダ!が愛称とのこと。ウクライナからミュンヘン経由で羽田へ、そして松山、西条まで30時間掛かりました。ギャラリー壁面の絵画を観たあと零駒無蔵さんのワニ、遠藤裕人さんの足付き盛器、お抹茶を出した池西剛さんの器をカメラに収めていました。西条はウクライナの田舎に似ているそうです。今日は制作途中の一休みのようですね。
昨日の夕方6時半から丹原文化会館での「うちぬき石彫公開制作2016」の石割式に出ました。

西条市丹原文化会館の駐車場から瓶ヶ森はこのように観えます。



今回の公募から選ばれたアーティストはウクライナから来られたリュドミラ・ミスコ氏です。ビザがなかなか下りなくて石割式当日に来西されました。制作されるのは「Snow ball」


予め石に打ち込んでいた楔を鎚で打ちリュドミラ・ミスコ氏の石彫の始まりです。5月8日の「西条アートフェスティバル2016」には完成された作品が観られます。
西の空には細い鎌のような新月が掛かっていました。この月を見上げながらごそっと帰ろうとしていたらK氏に付いてこられ帰ってはいけません!



様々な分野の方の挨拶があり地元の道前太鼓の演奏もありました。


リュドミラ・ミスコ氏が持参された40度のウォッカ。封を切ると香辛料の香りがします。Haney Pepperとあり赤い唐辛子のような絵もありました。アッシーも居たのですこしお相伴にあずかります。さすが寒い国の酒です。汗が吹き出ました。
「うちぬき21プロジェクト」の公募による石彫公開制作の様子をパネルで展示しています。これまでの制作者のなかにリュドミラ・ミスコ氏の知り合いも数人いるとのこと。「継続は力」です!