桃さくら

“お椿さん”の最中だと言うのに今夜から山間部では雪の予報も出ているようです。明日、結婚式で東京へ出かける予定のTさんも気にされていました。まだ2月ですものね~ でもギャラリーかわにしの入り口は春です。外気が当たる場所ですが桃も桜も次々咲いています。


ギャラリー前の蹲に花

朝、外に出ると久し振りに空気がしっとりしていました。昨夜の雨のお陰です。愛媛県は一月上旬から雨らしい雨が降っていません。乾燥注意報が出て西条では火災が続き、インフルエンザも流行り一雨欲しいところでした。今日は暖かいし店主たちもごろごろのんびりしています。旧の七草にあたります。

        初若菜うらうら海にさそわれて   長谷川かな女


このように貼る今日、福井から届きました

先ほどぱらっと雨が降りましたが、乾いた土の匂いがしただけですぐ止んでしまいました。今夜にでもすこし降って欲しいものです。                                                                  宛名ラベル貼りの次の作業はメール便の出荷票貼りです。50円や80円切手で出せる場合はいいのですがこのDMの大きさだと使えません。メール便が80円なのでどうしても使うことになります。傘貼り店主になって出荷票貼りをしていると福岡に居るはずの同級生がひょっこり来廊しました。何でも親御さんの看病で1ヶ月ほど帰っているそうです。やっと気持ちの余裕ができたからと顔を見せてくれたのでした。同年配の者は多かれこんな状況になっていますね。ギャラリー入り口に挿してある桜と桃の枝をお裾分けして彼は帰っていきました。


岩国の銘酒です千疋屋のマロングラッセ俄かスタジオ

伊予路に春を告げる“お椿さん”、今年は2月9日からですが今日は何だか暖かく凌ぎやすいです。昨日挿したばかりの桜や桃も今日一日でずいぶんと花が開きました。                                               岩国のKさん、ウチノカミサンの25歳の誕生祝いにと銘酒「獺祭」を送ってくれました。ふ~ん、25歳かぁ~まぁいいです。美味しいお酒が呑めたら何でもいいです。


花卉専用の箱桃と桜と椿

奈良県平群(へぐり)から桃と桜の花木が届きました。千葉特派員からです。ギャラリー入り口にふんだんに挿すと一変に春模様です。

小さな花の桜桃、まだ葉が出ていません

桜はウチノカミサンが好きな東彼岸系の種類のようで、桃の蕾は花器に挿すといくぶん膨らんだようです。

Yさん!ありがとう!

午後、新居浜のYさんが今年初めて見え、私こんなの得意よと自主申告して「上田勇一展」DMの宛名ラベル貼りを手伝ってくれました。決して強要はしていませんよ。


表と切手面と大人のお菓子です

「上田勇一展」のDMが出来上がってきました。あぁー!ミスがあります!しかも2ヵ所…トホホ仕方がない訂正しなければなりません。宮島さんもMさんもMMさんもお茶を飲んだら帰ってしまいウチノカミサンは勿論、誰も手助けしてくれません。店主はひとり内職亭主のように傘貼り浪人のように訂正中です。                                           ずっと以前から付き合いのある同業者が九州の帰りに寄ってくれて軽羹(かるかん)を土産にいただきました。品のいい甘さです。


こぼれるほほえみ!

春来る!言葉とおりの陽気です。昼前から軽四輪で松山へ出ていましたが高速路を遣わずとろとろ地道を帰りました。春の陽気に店主はケイタイを持たずに出てしまい風雅さんところからウチノカミサンにケイタイの所在を確かめるハメになりました。                                                                      高松のMAYUMIYA森田さんから「お福わけ」が届いています。森田さんの95歳になられる祖母さまが家族の幸せを願い描かれたのだそうです。みんなで「福」をいただきましょう!


鬼ヶ島の入り口の大鬼洞窟内の鬼

三月の陽気です。冬の節から春の節に移る分岐点の節分です。画像は香川県女木島の鬼の洞窟にある鬼たちです。そもそも鬼は人間が作り出したオニなのですね。そして明日は立春、日射しは明るくなりました。

留守番オニ

我が家の留守を護っているオニさん、「何か用かい?おいらが留守を預かっているんだ!」


楠の前を通り…図書室を横に見て…愛媛県美術館へ

「白洲正子展」28日の開展式には店主だけ出席したので今日はウチノカミサンを連れて愛媛県美術館へ。店主は優しいのです!2月22日からは一部展示替えして観られます。西国にあるこれらの神や仏を観て歩くことを思えば今回の展覧会はありがたいですね。美術館で観ることができる神仏像はそれなりに観やすいのですが本来在るべき処に在る神仏像との再会を楽しみにしましょう。白洲正子の目を通して、日本人にとっての神と仏、自然への祈りを追体験できます。


冬樹   孤独なり冬木にひしととりまかれ   木下 夕爾

 

日中はすこし暖かくなったようです。昨日の京都特派員からのメールでは福井へ向けて出たけど途中、敦賀付近で7時間止まったままになり辛うじて引き換えしたとのこと。今日、再挑戦したはずですがどうなったことやら…暑い夏のあとの冬の寒さは並ではないですね。お椿さんの祭礼にはまだ日があるし寒さはこれからです。 

そして、店主は見た!(セカチャンブログでマスターは見た!と言うのがあったけど…)昼前のこと、ギャラリー前の道を南側からゆるゆると来た車がギャラリーの駐車場へ入りました。あっお客様?と思いましたがギャラリーの入り口を通り過ぎて南の方へ歩いて行きます。あれぇ~お客様ではないのかなぁとギャラリーの駐車場を見るとやっぱり知らない車が駐車場の真中に堂々と止めてあるのです。二人の女性はとある店の中に入りました。昼時だからその店の駐車場は満車だったのでしょう。以前、ギャラリーかわにしへ見えられたことがある方かもしれませんが、それにしても一言声を掛けてくださればいいものをねぇ~2時間ちかくあと知らぬ間に車は出ていきました。閑だとこんな詰まらないことを目にします。