店主たちなど水曜日が休みになる者に気を遣ってくださったようで2日の水曜日にミウラート・ヴィレッジで池西さんの講座がありました。全10回の講座のうちこの日だけが水曜日で後は土、日だけになっています。2日の講座は館内に展示されている池西さんのコレクションやご自信の作品の前でお話されました。これまでの池西さんの講座に皆勤賞の方もいらっしゃいます。
当然ながら館内の撮影は美術館の許可を取ってあります。
作家さんの個展は案内状でお知らせします。メールであったり美術雑誌の広告欄、ハガキや封書などで美術館や画廊の案内が届きますが、先日こんな案内が届きました。茶封筒の手書きでウチノカミサン宛です。封筒裏の差出人の判を見て青木良太氏の展覧会案内だと判りました。倉敷の「工房イクコ」さんでの「青木良太展」のおり購入し、それから茶封筒で手書き、裏には判を押した案内状が届きます。今回は東京の「桃居」さんでの作品展にあわせてNHKの番組に出演されたDVDも同封されていました。彼の「こまめさ」に感心します。青木良太氏を中心に結成された「IKEYAN]のWEBも初めて覗いてみました。案内状でお客様が画廊にお見えにならない時代です。改めて工夫、努力は大事だと思いました。
HPトップページに今日は午後4時ころから休廊と載せましたが勘違いがあって今日は居ます。明日30日は休廊します。宜しくお取り計らいください。
急に冷え込み並木のハナミズキが一変に赤くなっています。昨日はきれいに晴れた秋空の下、越智紀久張さんが見えました。11月10日から始まる「オチ・キクハル展」の作品を持ってこられたのです。ご一緒に「甲」さんで遅めの昼食後いろいろ雑談です。その雑談のなかでまた考えることが出てきます。
R子さんにウチノカミサンが会うことがありました。奈良の柿が欲しい!とR子さんが言います。ウチノカミサンは誰にもあげないで一人で食べる!と宣言しています。が、一個だけあげました。R子さんはたった一個?けちっ!と言いました。ウチノカミサンもケチでいいもん!と負けていません。好きなものを分けてあげるのは勇気と決断がいります。小さい子をみてるとそのようですね。フフフ…
額装依頼で風雅さんに送るにはややこしい荷造りになるので持参しました。とんぼ返りで高速に乗り丸亀へ。
「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」では「杉本博司 アートの起源|宗教」の開催中です。昨年の11月から「科学」「建築」「歴史」と展開し最終章の「宗教」になりました。その間、東日本大震災が起き杉本 博司氏が「丸亀市美術館」の壁面に1年間掲げていた「ことば」がより深く迫ってきます。4月27日のg-boxにも載せましたがもう一度載せます。
「人類史は折々の難局を乗り越えてきた。…アートが今できることは、思い出すことかもしれない、人が人となったころの記憶を。」
夕方帰ってくると朝から稲刈りをしていた田圃の稲掛に赤い夕日が映えていました。
掛稲のひとねむりして夕日さす 森 澄雄