昨日、あれから新居浜市の「木星舎」さんへ出向きました。宇野貴美恵さんの作品展です。2階にある「木星舎」さんからは一宮神社さんの鳥居が見えます。その鳥居の手前にある樹の名前が分からないと貴美恵さん。ちょうど白い小花を付けていたのでデジカメで撮り、帰って検索してみました。落葉高木のチシャノキ(ムラサキ科チシャノキ属)のようです。葉や木肌が柿に似ていることからカキノキダマシの別名があります。高知県にはこのチシャノキの大木があるそうです。それにしても山野にある木があの場所にどうして植えられたのでしょうね。人為的なのは確かなのですが今度はそれが知りたい!
7月1日は石鎚山のお山開きです。伊藤文夫さんの「石鎚山」100号を額に入れ風雅さんの助っ人で体育館に吊ってきました。ほっとしています。
急ぎでない郵便物を投函するときはアーケード街に入ったところにあるポストを利用します。その途中に古い家を取り除いた更地があります。少し前まで柿や松の木が残っていたのですが今はまったくの更地です。かなり広いその場所にカラスが3羽のんびりしていました。
3羽はむこうへ歩いていたのですが、うち1羽はすこしヤンチャなようでこちらに引き返してきました。
松の切り株のあたりが気になるようでいろいろ突いています。
2羽の後を追っていたのに途中でまた何か見つけたようです。
カラスの濡れ羽色といいますが近くでみると艶々と黒いです。
7月25日から開催予定の「池西剛・中西良ー陶と絵画ー」タイトルは『黒×黒』
急いでDM製作中です。ご期待ください!
今治市の「ギャラリーラボ」さんでは「池西剛 酒器1980-2013展」を開催中です。先ほど見えられたご夫妻も今からラボさんところへ行きますと出て行かれました。何とラボさんでは初めてになる「酒器展」だそうです。7月1日まで。
念願の画廊を立ち上げて一年になる「木星舎」さんでは宇野貴美恵さんの染色展です。今回は「木星舎」の白岡さんが宇野貴美恵さんに草木染を依頼されての展示になっています。もちろん藍染めもありますよ。27日まで。
半田敬史郎展の折に立ち寄ってくださった徳島のHさんが、月の一度の西条への出張とのことで見えられました。
先日来、家の周りでは田植えの最盛期で早朝から耕運機の音が響きます。大町小学校の生徒さんも田植えを終えました。豊かな実りの秋を迎えられますように!
昔、と言っていいほどの時間が経ちましたがイタリアへご一緒したIさんから切手を90円貼って封書が届きました。年賀状だけの消息で一度倉敷でお会いしたことのあるIさんです。
ローマの終着駅を前にした店主が「テルミナル駅」とつぶやいたそうです。(店主は全く覚えてない)そのときIさんは勝手に『塩出さんはきっと映画もお好きなロマンチストなんだ、そして昔見たイタリア映画「終着駅」のシーンを思い浮かべておられる……』想いは同伴しその後もあの日をふと思い出すことしばしば。とあります。これは前置きで本題は久世光彦著「マイ・ラストソング=最終章」に載っている「侍ニッポン」のことでした。山の手育ちの、お勉強もよくできる東大出の才人でさえも「好きだ」と言っている、ミーハーな私はうれしくなり、長年の胸の仕えも消えましたと続きます。「数分後あんたの死が迫ったら最後に聴きたい一曲は何?」という構成シリーズ。その本を最近読まれて歳も似通った店主を思い出してくれたようです。幼少時のIさんは東映のスター東千代介出演「侍ニッポン」の歌にはまり現在にいたったのでした。
手紙と同封してくれた「侍ニッポン」と「カスバの女」のコピー あまりの面白さに一気に読みました。ご一緒した旅行中、Iさんは物静かな紳士で写真ではなくスケッチで記録されていました。今はリタイアされてこんな楽しい手紙を送ってくださるのです。
まず風雅工房へ
続いて愛媛県美術館「館長 庵野英明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」へ。ピュークラブさんがジオラマの中で撮っていたのを見て出かけました。写真撮影が許可されている部屋では大人たちが夢中で撮っていました。
世界に誇る日本の「特撮」の裏側を見せてくれます。関わっているみんなが子供のように心底楽しんでスキルを上げているのです。スゴイ!
雨になりましたが、そのまま高速を突っ走って「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」へ。粘土でつくられたカラフルな人体彫刻の「フランシス アップリチャード展」日本初個展です。
併設して、京都の「ホテルフジタ」解体目前に匿名電話で救われた猪熊弦一郎の壁画を中心に「猪熊弦一郎ー壁画の仕事」展もありました。建物に一体化した壁画は知らぬ間に撤去されたりします。岡本太郎の「明日への神話」は幸運にも日本に帰ってきましたね。