確か2,3日前のフェイスブックはアンコールワットからの画像でした。が、今夕は西条なのです。シンガポールへ出かけることは知っていましたが…「突然の男」の面目躍如です。店主はトラが連敗してがっくり。お土産の「蓮の葉」のお茶は沈静効果がありそうなので頂いてみます。有難う!
店主と言えば探し物ばかりしています。
高知の四万十市では超がつく大雨だったようです。半田敬史郎さんの版画「ウルヴィーノ」と、やっと花穂が出たギボウシ。「ウルヴィーノ」には鬱陶しい梅雨空はないのでしょうね。
修復家の吉村絵美留氏の「修復家だけが知る名画の真実」の本が届きました。10年前に出版された本です。見開きのカラーページに見知っている絵が載っています。牧野邦夫「未完成の男」「未完成の女」です。牧野邦夫没後、最初の図録で4枚あるのだと思っていた絵です。牧野邦夫が亡くなる数ヶ月前から顔の部分をモノクロの作品に描き替えていったのでした。没後、奥様の千穂さんが決心をされて遺作展の前にもとの色に戻されたのでした。モノクロの絵は写真で遺されています。
雨が降りそうだからと大家さんがギャラリー裏庭の百合を剪ってくれました。百合は1本でもよく匂います。その後パラリと雨が降りましたが直ぐに止みました。
アーケード街に入る角の元魚屋さんに燕の巣があります。今日は威勢よく子燕が鳴いているので見上げるとちょうど親燕が帰ってきたところでした。親燕が居ないときは揃っておとなしく待っているのに餌が届くと伸び上がってねだります。この時期、見慣れた光景ですがアーケード街がシャッター通りになると何だか燕たちも少なくなった気がします。先日のアーケード街でやけに大きなつばめ…と思って見たら燕ではなくヒヨでした。こんな所までヒヨは来ているんですね。
小さなサイズのマット抜きを頼まれました。風雅さんの手を煩わせるほどの大きさではなくこのサイズなら手元のマットで間に合いそうなので切っています。
久し振りに生れ故郷に帰っていたR子さんがちょっと元気になって見えました。博多の「鈴懸」の干菓子です。お茶タイムに頂きました。入れ替わるようにM子さんは東京の娘さん処へ手伝いに出かけます。
案内状が届いていたけど「零駒無蔵展」に来られなかったと見えられたお二人さんです。ギャラリーの机上にあった「バルチュス展」の図録を目ざとく見つけて東京で観てきましたとのこと。ミウラート・ヴィレッジでの「熊谷守一展」も勧めたらもう既に行かれていて「良かったです!」 ギャラリー内だけでなく普段の話題に美術展が出てくれば素敵ですね。
その後見えられたN子さんもミウラート・ヴィレッジの「熊谷守一展」に昨日観てこられて「良かったよ~!」 図版では分からない感動がありますね。
「宇野貴美恵 藍染展 -光ー 」は当初の期日通り6月19日(木)~6月24日(火)の期間とします。梅雨の近さを思わせる空模様ですが宇野貴美恵さんも店主も頑張って追い込み中!!乞!ご期待!