オチキクハルさんから「50S」サイズが2枚届きました。小品は明日キクハルさんが持参されます。
なのでギャラリー内を片付けます。ウィンドは明日にします。
ギャラリー裏庭に咲き始めたツワブキをいただいて挿しました。朝のうちは暖かかったのですが風が出て気温が下がっています。
小学生たちが刈った稲は稲架にかけられて秋の陽射しの中です。落ちたばかりの桜紅葉は様々な色を見せてくれます。
神奈川県藤沢市在住の五島研吾氏は、書家の井上有一は後年、その書と人格をもっと研究されるに違いないと思い井上有一に関する様々な資料を収集されています。その収集品がある程度のボリュームになったとき「井上有一展」を開催されます。井上有一を研究される人たちのために展示後、一部を除いて寒川町立図書館に寄贈されているのです。今回は3回目になる「井上有一展」とのことです。井上有一は寒川町で先生をされていました。1985年に亡くなられた井上有一ですが今もいろんな分野の方たちから評価が高く根強いフアンが多いです。愛媛県美術館でも「井上有一展」が開催されましたね。
五島研吾氏がギャラリーかわにしでの「オーガフミヒロ展」の折に来廊されました。初対面ですが人を窺うような様子は一切なく少年のようなきれいな目をされていました。御歳77歳でギャラリーかわにしの自転車に乗って西条市内のミニ探索もされました。そのミニ探索の折に出会った人たちはみんな親切だったと喜んでくださいました。いえいえ五島研吾さんが素敵な方だったからですよ。作家さんを通じて思いがけない御仁にお目に掛かることがあるのです。
晴天が続いたある秋の日、香川に足を伸ばしました。瀬戸大橋記念公園にある「東山香魁夷せとうち美術館」です。館内のカフェから船の行き来を眺めているだけでゆったりします。
このタワーに乗ったことがありません。時間があるので乗りました。全席外に向いて座ります。この位置で360度ゆっくり廻りながら登って下ります。愉快でした。短い時間ですが一見の価値ありです。
タワーの上から見えていた記念公園ではお弁当を広げていた人たちや小学生の遠足の一行に出会ったり。晴れた秋の日です。
五色台にある82番札所根香寺です。幹線道路から離れた山の中のしっとり静かな札所でした。紅葉の始まる前の緑の楓です。
愛媛県美術館では13日に終わりましたが香川県立ミュージアムでは18日から「四国へんろ展」が始まりました。徳島県立博物館は10月25日からの開催となります。
今日も秋晴れ!気持ちのいい風です。
ミウラート・ヴィレッジでは「國領經郎展」が始まり今日の11時から開展式です。
國領經郎先生と安井収蔵先生は永くお付き合いがありました。國領先生が亡くなられて10年余りになりますが國領經郎顕彰会会長である安井先生はもう一度、國領經郎展を開催したいと希っていたところミウラート・ヴィレッジでの開催となりました。
日本芸術院会員の塗師祥一郎先生、関係者の方々のご挨拶のあと中年フォークトリオ「リセッツ」の演奏がありました。児玉さんお二人、風雅さんお二人とも同席していましたよ。
「國領經郎展」は11月30日まで開催。
四国八十八ヵ所五十二番札所太山寺では50年に一度のご開帳が今日から26日まで開催されています。長い坂と階段を上り詰めたさきの本堂は国宝に指定されています。沢山のお遍路さんに混じり店主たちも拝観しました。
ご本尊の十一面観音立像は秘仏で今回のご開帳で観られました。中央の本尊と両脇に各三体ある十一面観音も共に重要文化財になっています。
参道の途中にはお接待の場所もあり遍路宿として遣われていた立派な家屋もありました。
お納経所の大杉は昨年、落雷にあい枯れはじめています。近々、伐採されるそうです。
ご開帳記念の手ぬぐい。
10月15日の毎日新聞「ひと」の欄に紹介された胡 光氏です。江戸時代には九州方面から入る遍路は太山寺を一番にするルートがあったことを突き止めた「ひと」として紹介されています。胡氏が手にしている「四国へんろ」にも胡氏の解説が載っています。13日に終了しましたが愛媛県美術館のこの図録で「太山寺」の歴史や美術品の凄さを知ったのです。ちなみに胡 光氏は西条ご出身です。