お彼岸の中日です。明日は雨の予報なのでギャラリーへ出る前にお墓参りを済ませました。山道にイモムシのようなものが落ちています。調べました。ヤシャブシの花序のようです。お墓では義弟とばったり。
昨年も見た同じ場所にシロバナタンポポ、ウグイスがしきりに鳴いていました。
この一年余り店主たちの周りに居た方たちが多く鬼籍に入られました。先日もよく立ち寄ってくれていた方が亡くなられ、後を追うように奥様も亡くなられたとのこと。この世のことは霞や朧のように消えてゆくようです。
ギャラリーへ出てきて「安倍安人展」の展示をしていきます。ああでもないこうでもないブツブツ……
途中をFBに載せます。昼食後ちょっと一服。
展示の続きをしてスポットを合わせます。店主はこれですこしほっとしますね。後は明日に。
昨夜の「西条自然学校・夜の学校」は150回を迎えました!
山本貴仁さんが小さなクスダマを持って150回おめでとう!ありがとうございます!とご自分でおっしゃって始まりました。
今夜は「魚屋さんのはなし」としたワークショップです。
スーパーなどのチラシから産地が明記されている魚介類を切り抜きます。「タコ、イカ」「エビ、カニ」「日本の魚」「外国の魚」のテーブルに切り抜いたものを分けて日本地図、世界地図の産地に貼っていきます。
貼られた日本地図、世界地図から考えられることを各テーブルで発表していきます。
『改正油濁損害賠償保障法』なるものがアサリの輸入国を変えています。輸入国を変えるための法律であったようです。が、日本に来ているアサリのもともとの国はどこであったか?事実は小説より奇なり、日本がアサリを輸入していた国であったりします。
養殖する上での弊害や危険性もあります。「所さん大変ですよ!」では日本のオオサンショウウオが大変なことになっていましたね。
「ワークショップ」は参加者が共同で何かを学び創り出す作業ですが「参加者の知識がフラットであること!」が大事ですと山本貴仁さん。
明けて今日、店主は力仕事が待っています。久し振りに使うので二階から下ろしてきました。埃をはらい拭きます。
掃除機を当てて一休み。
土井沙織さんからです。40歳以下の若手作家を奨励するVOCA(ヴォーカ)展は今年で24回になりました。推薦された35名が出品しています。土井沙織さんはそのお一人です。
高知県立美術館へ。先週は雪模様で断念しました。今日は雪ではなく風が強くてフラッグが真横になっています。美術館周りの浅い池にも三角波が立って水しぶきが散っていました。
「日本におけるキュビスムーピカソ・インパクトー」3月26日まで。
「絵画によって現実を再現するのではなく、絵画自体が新しい現実となることをめざしたキュビスム」1910年代に日本へ伝えられたキュビスムは広がりを見せず消えましたが1951年のピカソ展では日本の美術界に大きな衝撃を与えました。洋画のみならず日本画、彫刻、工芸といった広いギャンルに及びました。
南の高知県から松山の「3ta2」さんところへ。18日から始まるオーガさんの展示の助っ人です。
「3ta2」さんところのプードル。モップではありません。
店主たちの展示が終わって帰ろうとしたところに風雅さんが来られました。ついでに風雅さんの作業中も見せてもらいました。18日をお楽しみに!
今夜の西条自然学校・夜の学校は150回を迎えます!なので今から参加します!
アーケード街からギャラリーへ帰ってきたとき再びあの可愛い鳴声が聴こえました!直ぐ上の電線に止まって鳴いています。先日12日に撮った小鳥です。すぐ近くで別の鳴き声もありました。囀り(さえづり)は春の季語になっていますね。
空深き囀りは人忘じをり 飯田龍太
明日定休日の行動の打ち合わせ。
N子さんからお裾分けのツクシ、ハカマも取ってあります。今年の初物。
佐賀へ行かれていた暴走姉妹のお土産、「じゃーご」とは佐賀の方言で「田舎」と言う意味です。暴走姉妹ここのところ暴走しています。
暴走のついでにこれも頂きました。佐賀県立美術館で開催中の『池田学展 The Penー凝縮の宇宙ー』の図録です。
「金沢21世紀美術館」でも展覧されます。
夕べの星空は綺麗だったですね。
朝一番に京都から業者さんが見えました。彼とはもう40年余りになる古い付き合いです。明日は岡山での仕事もあり今回は奥様を同伴されています。店主より年下ですが夜間や遠出、雨降りでの運転が億劫になってきたようです。二人とも若かったころの裏話に盛り上がり、これからは出来る範囲の仕事をやっていこうと励ましあいました。京都大学総合博物館 特別展「日本の表装」の図録です。「モノは、傷む」「だから、直す」紙と絹の文化を支えてきた日本の「表装」の文化です。彼からのプレゼントです。
西條神社の梅と杏の雑種のような梅。
大宰府天満宮からの梅の画像など。
昨日は三人さん、今日はお二人さんの愉快な方たちです。日ごろからのお付き合いがどのようであるのか微笑ましいです。画廊主はある意味猛獣遣いですよと言った人がいましたが…愉しい時間を共有します。
お二人を見送るのに外へ出ると可愛い鳴声が届きました。見上げるとこんな小鳥です。何んて言うトリだろう?
あれから6年になる3月11日です。昨年まで「3.11展」を開催していたのでこの時期は多忙でした。
ウチノカミサンの母親のための涅槃会に今年は出かけました。来年はどんな予定になるか判りませんからね。
涅槃会のあるこの時期は春先のひんやりした空気の中、青空も拡がり気持ちがしゃっきとなります。亡くなって三年、二年、一年と戒名に続き喪主であった者の住所氏名が読み上げられます。
ウチノカミサンによるとお涅槃の路傍の植物の思い出はイヌフグリとヨモギ。その出たばかりの柔らかいヨモギを祖母と摘んで帰って蓬餅を作ること。子どもにとってお涅槃はとても退屈であったけれど蓬餅を食べられる楽しみもありました。
この近辺にも逸出した花たちがいました。
西條神社では午後6時から「3.11鎮魂の献灯の集い」があります。紙コップにメッセージなどを書いて西條神社に届けておくと、ロウソクを入れて点火してくれます。店主も持参しました。商売をしているとお客様が来られることが一番嬉しいものです。東北の町の居酒屋のれんをくぐってみたいです。