朝はこんなに観えていても午後おそくには雨の予報です。
安倍安人さんから遅れていた荷物が届きました。
「日韓近代美術家のまなざしー朝鮮ーで描く」の図録に一文を寄せられた漢陽大学建築学部客員教授の冨井正憲先生ご一行が来廊されました。安藤義茂の調査です。
冨井先生からは連休前にソウルより連絡をいただいていました。昨日は北条の「ふるさと館」の安藤義茂の調査へ。今日は松山から伊東豊雄美術館経由でギャラリーかわにしへ。精力的に廻られています。
2枚目の手前机上にあるお菓子は亀生堂さんの「ゆべし」。実はこれをお出ししようと買いに出ようと思っていたら午前中に見えられたIさんが持って来てくださったのです。えぇ!以心伝心のような具合。
「ソウル歴史博物館」の依頼書。 冨井正憲教授、金龍河博士、金閨美博士のお三方が「ソウル歴史博物館」の委託で調査に来られました。金龍河博士は京都大学に留学経験があり安藤義茂の終焉の地が京都だったので土地勘がおありでした。
冨井正憲教授は建築学部なので大洲市の明治の名建築臥龍山荘や高知のサワダマンションを廻られるそうです。
和やかにすすみ記念写真を撮って終わります。
皆さんを見送るときは雨になっていました。後の片付けをしながら永く画廊をやっていて良かったなぁ~としみじみ思います。
ミウラート・ヴィレッジで始まっています。
2016年逝去された三浦昭子夫人の御葬儀で「私の趣味は夫です!」と生前昭子夫人がおっしゃっていたエピソードを聴きました。少なからず感動しました。なるほど三浦保氏が1996年に鬼籍に入られたあとも昭子夫人はその趣味をひたすら続けてこられたのですね。
ご家族との時間の折々にあわせて誂えた着物で昭子夫人の趣向の高さを知ります。
今の時期にぴったりの単衣の色留袖。
ウチノカミサンがため息をついて観ていた上布。宮古上布、八重山上布、薩摩上布、越後上布です。生花を活けられた壺や陶板は三浦保氏の作品です。
お二人はお茶を嗜んでおられて裏千家淡交会との縁も深くウチノカミサンが若い頃は三浦保氏の書や焼き物を拝領するのが憧れでした。裏千家業躰の重籐先生を通じて青年部には快く作品を回してくださったのです。
今展は写真撮影ができます。なので店主もフェイスブック中。
2階の展示室には三浦保氏の「今週の言葉」が掲げられていました。どれもさすが企業人の言葉です。
美術館前庭には速水史朗氏の「ながれのかたち」が設置されています。すっかり馴染んでいますね。
三浦保・昭子 お二人の人生の「ながれのかたち」夢であえたら…もしお二人に夢で会う事ができたら店主たち夫婦はどんな会話ができるのか……お二人の話を聴いているだけかもしれません。
「めおと展」会期は6月4日まで。入場無料、写真撮影可能です。是非お出かけください!
京都国立博物館の「海北友松」展へ。北陸には「海北」と書いて「かいほう」と読む姓の人が居ます。
噴水やメタセコイヤに大きな椎の木、気持ちいいですね~
平成知新館へは初めて入ります。館内からも噴水が観えますね。
今秋の「国宝展」の予告もありました。
風に煽られて噴水の飛沫がかかります。暑くなってきたので噴水の周りに人々が集まっていました。
西側の門から出ます。
三十三間堂の駐車場を横切って近くの「養源院」へ。青空に張り出した青楓が爽やかです。
血天井、俵屋宗達の杉戸絵、鴬張りの廊下があります。前回はウチノカミサンと二人だけでしたが連休の今日は沢山の人でした。
三十三間堂の南大門を抜けて長い塀に沿って駐車場へ歩きました。
今日は五月五日お節句ですね。
羽田夕景、富士山が観えています。